大学入学共通テスト2024 化学基礎の分析速報 難易度は、大学入試

化学基礎の問題分析

 大学入学共通テスト2日目は2024年1月14日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。「化学基礎」の分析は以下の通り。⇒【平均点】共通テストの平均点、中間発表を見る

化学基礎の難易度分析

 基本的な理解を試す問題が中心であるが、思考力を要する問題も出題された。化学反応の量的関係に関する問題が多かった。

⇒【速報!予想平均点】科目別、文系・理系合計の予想平均点はこちら

難易度

 【昨年並み】昨年に比べ、第2問は取り組みやすい問題であったが、第1問は解答しやすい問題がやや減ったため、全体としての難易度は昨年並みである。

⇒【難易度速報】2024年度共通テストの難易度は?教科・科目一覧

出題傾向の分析

 昨年と同様、第1問は小問集合形式の問題、第2問はあるテーマに関する総合的な問題であった。第1問では、化学基礎の全範囲からまんべんなく出題され、基礎的な内容の理解を試す問題が中心であったが、グラフを活用して判断する思考力を要する問題も含まれていた。第2問は、宇宙ステーションの空気制御システムを題材にした総合問題で、電気分解、酸化還元、分子の極性、問題文に与えられた二つの化学反応式をもとにした量的関係が問われた。

出題分量

 大問数は、昨年と同じ2題である。マーク数は昨年より2減ったが、小問数は1問増えており、全体としての分量は昨年度とほぼ同じであった。

化学基礎の問題・解答

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■2日目

⇒【数学1】数学1A

⇒【数学2】数学2B

⇒【理科1】物理基礎

⇒【理科1】化学基礎

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⇒【理科2】地学

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■1日目

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