被災者のホテルへの2次避難「無料」石川・馳浩知事が強調 ラサール石井「そんな金あるか」拡散に反応

石川県の馳浩知事が13日、ホテルなどへの「2次避難」について、あらためて無料であることを強調した。X(旧ツイッター)に「2次避難所については、岸田総理の投稿にもあるように、避難者の方にご負担いただくことはありません、無料です。安心して利用してください。」と投稿した。他の部分は明朝体だったが「避難者の方にご負担いただくことはありません、無料です。」の部分は太いゴシック体の文字で記していた。

さらに「被災地から、2次避難所であるホテル・旅館へ直接避難する場合の無料マッチングダイヤルを開設しますので、ぜひご活用ください。0120-266-755 9時~18時(土日祝日も対応)※1.5次避難所(いしかわ総合スポーツセンター)への避難についてもご相談できます。」と連絡先も伝えた。

岸田文雄首相は13日に「二次避難について誤解を招きかねない、事実に基づかない投稿が散見されていますが、二次避難先は行政で手配しており、避難者の方にご負担いただくことはありません。その他の誤情報も散見されます。影響の大きいアカウントだから正しいとは限りません。公共機関等からの情報の確認をお願いします。」と投稿していた。

岸田首相は11日に「自らの命と健康を守るため、ぜひホテルや旅館などへのより安全な環境へ、積極的な二次避難をお願いします。」とXに投稿。しかし、これに対して、12日にタレントのラサール石井が「被災者にそんな金あるか。だったらあんたが金を出して、旅館やホテルを借り上げ避難民を移動させろ。五輪誘致のアルバム作りみたいに、馳浩石川知事に官房機密費から金出してやらせろ。」と自身のXに投稿し、話題となっていた。

(よろず~ニュース編集部)

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