都道府県対抗女子駅伝 兵庫が7位、2年ぶり入賞 田中希実が2区で19人抜き 宮城が29年ぶり優勝

兵庫の2区・田中希実(右)からたすきを受け取り走り出す3区・藤田莉沙=14日午後、京都市上京区の第2中継所

 第42回全国都道府県対抗女子駅伝は14日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着する9区間42.195キロで行われ、兵庫(永長里緒、田中希実、藤田莉沙、石松愛朱加、池野絵莉、杉永美空、塩崎彩理、朝日小都子、太田琴菜)は2時間17分55秒で7位に入った。

 兵庫は1区20位で発進。昨夏の世界選手権5000メートルで8位入賞を果たした田中希実(ニューバランス、西脇工高出身)が2区を走り、19人抜きの快走でトップに浮上した。

 その後も終盤まで首位をキープ。5区池野絵莉(須磨学園高)は従来の区間記録を更新する12分52秒で区間2位の好走をみせた。アンカー太田琴菜(日本郵政グループ、須磨学園高出身)が順位を落としたが、2年ぶりの入賞を果たした。

 宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝。2位は京都、3位は広島だった。(タイムは速報値)

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