ホテル避難でブチギレのラサール石井が「誤情報」認め謝罪 「そんな金あるか」は「政府の対応に怒り」と説明

タレントのラサール石井が14日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「誤情報」を流したことを謝罪した。石井は岸田文雄首相がホテルへの2次避難を促した今月11日のポストに対して、12日に「被災者にそんな金あるか。」などと投稿していた。

14日の投稿では「正月以来政府の地震災害への対応に怒りを感じる連続だったので、二次避難の呟きにも即反応してしまい、ホテルや旅館が有料であるかのような誤情報を流す結果になりました。被災地の皆様にはただならぬご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びします。1日も早く平穏な日々が戻りますことを願っております。」とコメントした。「誤情報」をどのような形で入手したのといった経緯などは明かしていない。また、岸田首相、馳浩石川県知事についても言及していない。

岸田首相は11日に「自らの命と健康を守るため、ぜひホテルや旅館などへのより安全な環境へ、積極的な二次避難をお願いします。」と投稿しいた。石井はこれを引用して12日に「被災者にそんな金あるか。だったらあんたが金を出して、旅館やホテルを借り上げ避難民を移動させろ。五輪誘致のアルバム作りみたいに、馳浩石川知事に官房機密費から金出してやらせろ。」と馳浩石川県知事とともに名指しで非難していた。

岸田首相は13日に「二次避難について誤解を招きかねない、事実に基づかない投稿が散見されていますが、二次避難先は行政で手配しており、避難者の方にご負担いただくことはありません。その他の誤情報も散見されます。影響の大きいアカウントだから正しいとは限りません。公共機関等からの情報の確認をお願いします。」と投稿していた。馳浩知事も同日に「2次避難所については、岸田総理の投稿にもあるように、避難者の方にご負担いただくことはありません、無料です。安心して利用してください。」と投稿していた。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社