誰だってボールは友達 紫波で児童とグルージャの選手が交流

グルージャ盛岡の選手と触れ合い、ボールに親しむ児童

 サッカーJ3いわてグルージャ盛岡と、医療用ガス製造供給の北良(ほくりょう)(北上市)の「障がいのある児童のための運動教室」が11日、紫波町紫波中央駅前のサン・ビレッジ紫波で開かれ、児童がプロ選手と触れ合いながらボールに親しんだ。

 同町桜町の放課後等デイサービス陽だまりを利用する子どもら13人が参加。グルージャの宮市剛選手(28)ら3人が指導したり、一緒にゲームに取り組んだりした。

 教室は北良の社会貢献活動の一環で、グルージャと協力し、2021年から県内各地で開催している。宮市選手は「純粋にサッカーを楽しむ子どもたちの姿が刺激になった。こういう機会がもっと増えればうれしい」と思いを込めた。

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