望月慎太郎、昨年ウィンブルドン以来2度目のグランドスラム本戦も初戦敗退 [全豪オープン]

望月慎太郎、ラッキールーザーのチャンスを生かせず初戦で敗れる

1月14日、今年最初のグランドスラムとなる「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)が開幕。男子シングルス1回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りを果たした望月慎太郎(木下グループ/世界ランク138位)は、トマス・マハチ(チェコ/同73位)に5-7、1-6、5-7のストレートで敗れ、グランドスラム本戦初勝利とはならなかった。

昨年の「木下グループジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)でツアー初勝利を挙げ、トップ10を破るなどベスト4の快進撃を見せた20歳の望月。今大会は予選からの出場で、予選決勝に進んだものの予選第7シードに敗れたものの、本戦で欠場者が出たためにラッキールーザーで昨年7月のウィンブルドン以来2度目の本戦入りを果たした。

グランドスラム本戦初勝利を狙う望月の初戦の相手は、チェコのNo.2プレーヤーのマハチ。公式戦で初対戦となったこの日の試合、第1セットでは積極的にネットへ出ていき望月らしい攻撃でペースを握ろうとする。ピンチになってもその姿勢は崩さずサービスキープを続けたが、セット終盤の第12ゲームでブレークされて5-7で第1セットを奪われた。

第2セットでも先にリードを許して追いかける展開となった望月に対し、マハチはのびのびとプレー。第6ゲームもブレークされ、1-6でセットを連取されてしまう。

あとがなくなった望月は、一矢報いたいところ。最終セットではラケットを叩きつけてフラストレーションを露わにする場面がありながらも、ブレークされた直後の第6ゲームでこの試合初めてのマハチのサービスゲームを破って追いつく。それでもなかなか崩れないマハチ。セットポイントが訪れた望月だったが、チャンスを生かすことができないまま第11ゲームで再びリードされて5-7と、グランドスラム本戦初勝利とはいかなかった。

2回戦でマハチは、第17シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同17位)とボルナ・チョリッチ(クロアチア/同39位)の勝者と対戦する。

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