600年続く小正月行事 柳沢の焼け八幡 御小屋燃やし豊作祈る 宮城・加美町

宮城県加美町で600年以上前から続く小正月の行事、柳沢の焼け八幡が行われました。

柳沢の焼け八幡は、豊作や家内安全などを願う火祭りで、県の無形民俗文化財にも登録されています。

午前4時、集会所を出発した参加者は地区の住宅1軒1軒を回り、お神酒を振る舞いました。

前年まではコロナの影響で地区回りを中止していましたが、4年ぶりに復活しました。

午前6時、竹と藁で作られた御小屋に火が放たれると住民は、燃え盛る炎に手を合わせていました。

参加した人「1年、みんなが幸せになるようにとお祈りました」「このお祭りが終わらないと、お正月が終わったという感じがしない」

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