「煙が噴火みたいに上がった」広島県江田島市の山火事延焼中(14日午後6時現在)

広島県江田島市で13日発生した山火事は、これまでに約140haを焼き現在も延焼しています。

13日午前10時20分ごろ、江田島市大柿町にある陀峯山の斜面で、発生した山火事は現在も燃え広がっています。

近くの住民
「びっくりした。煙が噴火みたいに上がった。夜になると遠くからでも炎が見えた。燃え広がっていたみたい」
対岸の倉橋町の住民
「(今日は)全然煙は少なくなった。きのうは夕陽がまん丸に見えるくらい、きれいに夕陽がまぶしくないくらい」

地元の消防や広島市、呉市の応援など合わせて消防車34台、県や陸上自衛隊などのヘリ5機が出て消火にあたりましたが、約140ヘクタールを焼き現在も延焼中です。

大柿町でウッドデッキの一部が燃えました、がケガ人や民家への被害の情報はありません。

また、一時9世帯13人が避難していましたが、現在は自宅に戻っているということです。

消防などでは、15日も同規模の態勢で消火活動にあたることにしています。

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