デヴィッド・エアー監督が、自身が製作した「スーサイド・スクワッド」の最後の上映会を提案した。２０１６年の同ＤＣエクステンデッド・ユニバース作品が酷評を浴びたことに対し、最終カットは「私の映画ではない」と主張してきたエアー監督。キャストとスタッフを集めて「最後の儀式」となる上映会を開き「実際に作ったもの」を見せるのが「フェア」だと考えているという。
公開された映画版が批判されたことについて、エアー監督はバラエティ誌に「私のキャリアの中で、あれが一番辛かった。私は素晴らしい映画を作った。そのことに異論がある人は、私の目を見てほしい。『最後の儀式』をしてほしいんだ。葬式の上映会、つまり、キャストとスタッフを集めて、実際に作ったものを見せるだけでもいい。それが誰にとっても公平だろう」と語った。
そして同作品で自分をバッシングした批評家たちを非難し。「私が愛と心を込めて作ったものが奪われ、再構築されるなんて。自分がやったわけでもないのに攻撃される。かなり不公平だし、結局のところ、アメリカ企業なんだ」と発言。「数十億ドル規模の企業が映画製作者の胸を引き裂くようなことをするのは、とても不平等なことだ」と主張していたが、２０２３年８月には、ＤＣの共同責任者であるジェームズ・ガンから、ジャレッド・レトとマーゴット・ロビーが主演した「スーサイド・スクワッド」は、いつか「共有される」と安心させられたと明かしていた。
そんなエアー監督はＸへ長文を投稿「私が知っているのは、私の未公開フィルムの方が劇場公開作品よりもずっと良い作品だということだけだ」と語っている。
（BANG Media International／よろず～ニュース）
