広瀬香美、門真市ふるさと大使に就任「かけがえのない体験を」

大阪・門真市は1月13日、地域の魅力をさらに広く発信し、知名度およびイメージの向上、さまざまな分野の振興を図るべく「門真市ふるさと大使」を創設。同市にゆかりのあるミュージシャンの広瀬香美が同大使に就任した。

「門真市ふるさと大使」に就任したミュージシャンの広瀬香美

幼少期を門真市で過ごした広瀬は、国立音楽大学卒業後に渡米。滞在中に制作したデモ音源がレコード会社の耳に留まり、1992年にメジャーデビュー。『ロマンスの神様』『ゲレンデがとけるほど恋したい』など、冬の代名詞となる大ヒット曲を生み出した。近年はSNSでの活動も積極的におこない、『TikTok2022上半期トレンド大賞』に輝くなど、若い世代の間でブームが巻き起こった。

これまで大阪公演の際、広瀬自身が「門真の星」と名乗っていたことから、この後の大使としての活動は「門真の星大使」を愛称におこなっていくという。広瀬は「門真の星大使として、音楽の魔法で門真市の魅力を存分に広め、多くのみなさんの心に喜びと感動を与えることができれば、これほどうれしいことはありません」とコメント。

そして、「音楽は文化や国境を越え、人々の心をひとつにする力があります。音楽を通じて人々の心と心を結びつけられるような音楽イベントを企画しています。門真市を舞台にかけがえのない体験をみなさんに提供できるように尽力していきます」と意気込みを語った。

同市では今後、広瀬によるオリジナルサウンドロゴ(公共施設の効果音)の制作や市内小中学生への合唱指導、コンサート開催などを通じて市の魅力向上に取り組むとともに、2025年に開催される『大阪・関西万博』に向けた取り組みについても協議を進めているという。

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