【京成杯】横山典「伸び伸びと良くなっている」ダノンデサイルが重賞初制覇

1月14日、中山競馬場で行われたG3・京成杯(3歳・芝2000m)は、エピファネイア産駒のダノンデサイルが重賞初制覇を飾った。1番人気のジュンゴールドは終始かかり気味で12着敗退、アパパネの仔でバードウォッチャーは伸びきれずに7着に敗れた。

京成杯、勝利ジョッキーコメント
1着 ダノンデサイル
横山典弘騎手
「良い動きでした。馬のリズムでそれを1番大事に乗りました。オーナーサイドが僕と調教師と自由にやらせてもらえるので、すごく馬はそれに応えて伸び伸びと良くなっていますね。(中山のコーナーの適性は?)あまり向いているとは思いませんが、きょうは良いポジションでリラックスして走れたので、不利のないように良いところでスパートして、良い感じで馬のリズムで伸びて行けたので良かったですね。頑張ってもらいたいです」

レース結果、詳細は下記のとおり。

1月14日、中山競馬場で行われた11R・京成杯(G3・3歳オープン・芝2000m)は、横山典弘騎乗の5番人気、ダノンデサイル(牡3・栗東・安田翔伍)が勝利した。3/4馬身差の2着に2番人気のアーバンシック(牡3・美浦・武井亮)、3着に10番人気のコスモブッドレア(牡3・美浦・小野次郎)が入った。勝ちタイムは2:00.5(良)。

1番人気で坂井瑠星騎乗、ジュンゴールド(牡3・栗東・友道康夫)は12着、3番人気でC.ルメール騎乗、バードウォッチャー(牡3・美浦・国枝栄)は7着敗退。

2022年セレクトセールで1億3500万円

横山典弘騎乗の5番人気、ダノンデサイルが嬉しい重賞初制覇を飾った。レースでは五分のスタートを決めてスムーズに先行、好位5番手につけて向こう正面へ。勝負どころでじわじわと進出を開始すると、直線では馬場の外目からしっかりとした伸び脚を繰り出し、内から来たアーバンシックの追い上げを3/4馬身差凌いだ。同馬は2022年のセレクトセールで1億3500万円(税別)の値をつけた高額馬。

ダノンデサイル 4戦2勝
(牡3・栗東・安田翔伍)
父:エピファネイア
母:トップデサイル
母父:Congrats
馬主:ダノックス
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 ダノンデサイル 横山典弘
2着 アーバンシック 横山武史
3着 コスモブッドレア 石川裕紀人
4着 ハヤテノフクノスケ 岩田望来
5着 ニシノフィアンス 三浦皇成
6着 アスクナイスショー 大野拓弥
7着 バードウォッチャー C.ルメール
8着 エコロマーズ 内田博幸
9着 ドゥレイクパセージ R.キング
10着 マイネルフランツ 津村明秀
11着 レイデラルース 石橋脩
12着 ジュンゴールド 坂井瑠星
13着 ロードヴェスパー 横山和生
14着 グローリーアテイン 戸崎圭太
出走取消 ロジルーラー

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