南野の同点弾をアシストした遠藤航、「キツい試合」で意識していたプレーとは何か

日本代表チームは14日、AFCアジアカップ・カタール2023のグループステージ第1節となるベトナムとの試合に臨んだ。

前半はセットプレーから2失点して一時1-2とビハインドの状況となるも、その後前半終了間際に南野拓実と中村敬斗がゴールを決めて逆転。

さらに試合終了が近づいた85分には、途中出場の堂安律のパスを入ったばかりの久保建英が受け、そこからのお膳立てを上田綺世がシュート。これが日本代表のダメ押し弾となり、4-2で勝利を収めることに成功した。

そして、試合後のフラッシュインタビューでは南野拓実の2点目をアシストした遠藤航が以下のように話していた。

「難しい試合になることは開始前からイメージしていたので、失点の後も『落ち着いてゲームを進められるように』というところを伝えていました。またそれ以上に失点しないことと、90分を通してしっかり勝つというところは意識してやっていました。

前半にひっくり返したのはすごく大きかったと思いますし、90分を通して勝ち切ることができたので、そこは良かったと思います。

自分のプレーに満足はしていないですけど、縦にパスをつけることは常に意識をしていました。こういうキツいときでもしっかり体を動かしながら、守備でも攻撃でも相手より少し一歩早く、隙を見つけたらすぐに縦パスを出せるようにしていました。

拓実(南野拓実)も落ち着いて決めてくれましたし、自分の良さは出せたのかなと思います。

そして次も間違いなく難しい試合になると思うので、自分たちはしっかりとリカバリーをして、良い準備をして、次も勝てるように頑張りたいです」

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アジアカップの初戦という難しい試合で、しかも難しい展開になる中で、遠藤航は90分を通しての流れを考えつつ、縦パスを常に狙ってプレーしていたとのこと。

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