【インドネシア】ピカチュウジェット、ガルーダが2月就航へ[運輸]

インドネシアでの観光需要促進プロジェクト「ピカチュウズ・インドネシア・ジャーニー」を発表した関係者=11日、ジャカルタ特別州(NNA撮影)

株式会社ポケモン(東京都港区)は11日、インドネシアで展開するゲーム「ポケットモンスター」の人気キャラクター「ピカチュウ」を絡めた観光需要促進プロジェクト「ピカチュウズ・インドネシア・ジャーニー」の概要を発表した。2月からは国営ガルーダ・インドネシア航空がピカチュウをあしらった特別塗装機「ピカチュウジェット」を就航する。

ピカチュウズ・インドネシア・ジャーニーは、新型コロナウイルスの影響を受けた航空業界や観光業界の振興を目的として2021年に始動した「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環で、ガルーダ航空のほか、観光・創造経済省などと連携している。

ガルーダ航空は、ボーイング「B737—800NG」の2機をピカチュウジェットとして就航する。先にデザインを公開した1機目が2月末から首都ジャカルタ—バリ島デンパサール便で運航する予定で、その後、東ジャワ州スラバヤ市やジョクジャカルタ特別州など別の都市の路線でも運航していく。2機目のデザインは2月末に追って公開する。

また、3月2~3日にはバリ島でイベントを開催する予定で、ピカチュウのパレードやショー、ランニングイベント「ポケモンラン」などが行われるほか、インドネシアの伝統的なろうけつ染めの布「バティック」を身にまとったピカチュウも登場する。関連イベントは今後、複数都市で開催していく予定。

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