15日（月）、北陸地方は、朝にかけて寒冷前線が通過するため、雨や雷雨になる見込み。被災地では、地盤が緩んでいるため、少ない雨でも土砂災害が発生するおそれがある。その後、冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が入るため、夕方から雪が降り出し、平地でも積もるため、損傷を受けた家屋は、積雪の重みによる倒壊に注意が必要だ。

15日（月）北陸は朝まで雨や雷雨に　少しの雨でも土砂災害に警戒

　15日（月）、北陸地方は、朝にかけて寒冷前線が通過し、大気の状態が不安定になるため、雨や雷雨になり、山地では雪が降る見込み。能登半島地震により、揺れが大きかった地域では、地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要だ。

15日（月）北陸は夕方～雪　大雪や厳しい寒さに注意

　15日（月）、前線通過後は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込むため、北陸地方は、夕方から雪が降り出し、被災地でも積雪になる見込み。風も強いため、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、大雪に警戒。地震により損傷を受けた家屋は、積雪の重みによる倒壊にも注意が必要だ。

　予想最高気温は、輪島や珠洲で2℃、七尾で3℃で、14日（日）より大幅に低く、厳しい寒さになる見込み。できるだけ暖を取り、低体温症にならないよう注意したい。16日（火）にかけて大雪と厳しい寒さに注意。

（気象予報士・大隅智子）