プレゼントはまさかの伊勢海老!? 坂東正敬監督が日本RQ大賞コスチューム部門グランプリの3名にサプライズ

 千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2024の期間中に行われた『メディバンネップリ日本レースクイーン大賞2023』の表彰式。会場にはコスチューム部門でグランプリに輝いたWedsSport Racing Galsを代表し、TGR TEAM WedsSport BANDOHの坂東正敬監督が登壇すると、レースクイーンに伊勢エビをサプライズプレゼントする振る舞いをみせた。

 日本レースクイーン大賞2023“コスチューム部門”は、昨年の夏から秋にかけて実施され、2023年は霧島聖子さん、日南まみさん、南真琴さんが務めたWedsSport Racing Galsが歴代最多となる三度めのグランプリに輝いている。

「WedsSport Racing Galsもコスチュームは、伝統的なロングパンツスタイルが印象的で、スタイルを強調することにこだわり抜かれたデザインがとてもカッコいいです。ファンの方々だけではなく、レースクイーンからもとても人気が高く、私達も憧れておりました」と霧島さん。同ユニットのコスチューム部門グランプリ獲得は2013年、2016年に続くものだ。

 さらに表彰式には、コスチューム部門グランプリのトロフィーを受け取るため、スーパーGT GT500クラスに参戦するTGR TEAM WedsSport BANDOHの坂東正敬監督が登場。受賞後の挨拶では、ポールポジションを獲得したときの恒例となっている「やりましたっ!」という声とともに、高々とガッツポーズを披露した。

日本レースクイーン大賞2023コスチューム部門グランプリ獲得に「やりましたっ!」と喜ぶ坂東正敬監督
日本レースクイーン大賞2023コスチューム部門グランプリに輝いたWedsSport Racing Galsの霧島聖子さん、日南まみさん、南真琴さん

「皆さん、日ごろスーパーGTにご来場いただきまして本当にありがとうございます。僕たちエントラントは、レースを盛り上げるためにいろいろな活動を行っているのですけど、その華となるレースクイーンが、これだけ頑張ってくれています。今回の表彰式もステージの裏でいろいろと見学させていただきましたが、皆さんが緊張している姿を見て、僕も『誰がグランプリになるのかな!?』とドキドキしながら見ていました」と坂東監督。

 2023年シーズンは、第3戦鈴鹿で7年ぶりの優勝を飾り、大きな注目を集めたTGR TEAM WedsSport BANDOH。実はコスチューム部門グランプリも2016年以来7年ぶりの戴冠ということで、坂東監督も「実は7年前にタイで勝って、そして2023年に鈴鹿で勝ちました。(チームが)勝利した年にレースクイーン大賞のコスチューム部門グランプリをいただくことができて非常に嬉しいです。本当にありがとうございます」と感慨深い様子だった。

 その言葉に続けて「僕がトロフィーを貰いましたけど、彼女たちにはプレゼントがありまして……」と発する坂東監督。実は、登壇した際に発泡スチロールの箱を持って来ていたのだ。

謎の発泡スチロール箱を持って日本レースクイーン大賞2023表彰式に登壇する坂東正敬監督

 その中身は、なんと伊勢海老! どうやら坂東監督の父でGTアソシエイション代表である坂東正明氏が釣ってきたものらしく、この表彰式の前に渡されたという。

 日本レースクイーン大賞の表彰式ステージ上で、いきなり伊勢エビを渡された霧島さん、日南さん、南さんの3名は、一瞬困惑する表情を見せたものの、その後は笑顔で伊勢海老を持ち、笑いに包まれた会場と喜びを共有していた。

 坂東監督は最後に「2024年もスーパーGTは全8戦が開催されます。今年もたくさんのレースクイーンがいますので、皆さんサーキットに足を運んでいただければと思います」と、イベントホールに集まった多くの来場者に、しっかりとスーパーGTをアピールしていた。

WedsSport Racing Galsの霧島聖子さん、日南まみさん、南真琴さんに伊勢海老をサプライズプレゼントしていく坂東正敬監督
伊勢海老をサプライズプレゼントされ困惑するWedsSport Racing Galsの霧島聖子さん、日南まみさん、南真琴さん

© 株式会社三栄