【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン、『ワン・シング・アット・ア・タイム』通算17週目の首位獲得

モーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』が返り咲き、通算17週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

2023年3月3日にリリースされた『ワン・シング・アット・ア・タイム』は、1位に初登場した3月18日~6月3日付まで12週連続で首位を独占して、2週間後の6月24日~7月8日付まで3週をキープした後、10月14日付で16週目の首位を獲得。そして今週(2024年1月20日付)14週間ぶりに返り咲き、通算17週目の首位を獲得した。

17週は、2011年から2012年にかけて通算24週をマークしたアデルの『21』以来の最長記録で、週間チャートでは45週間TOP6にランクインする驚異的なロングヒットとなり、2023年の年間アルバム・チャート(Billboard 200)とルミネートによるトップ・アルバム・チャートでは、それぞれ1位に輝いた。

『ワン・シング・アット・ア・タイム』は、今週の集計期間(2024年1月5日~1月11日)にアルバム・ストリーミングが58,000(3%減少)、アルバム・セールスが2,000、トラックによるユニットは1,000(25%減少)をそれぞれ記録して、合計61,000ユニット(4%減少)を獲得した。週間ストリーミングは、全36曲で7,981万回を記録している。

週間チャートで1位を獲得した作品のユニット数としては、2022年5月7日付でトップに立ったプシャ・Tの『It's Almost Dry』が記録した55,000ユニット以来の最小値で、今週は集計期間が年始ということもあり、全体数が低くなっている。

2位は、ドレイクの 『フォー・オール・ザ・ドッグス』(58,000ユニット / 1%増加)が先週の3位から上昇。先週6週目の首位を獲得したテイラー・スウィフトの『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』(56,000ユニット / 12%減少)は3位にダウンして、ニッキー・ミナージュの『ピンク・フライデー2』(52,000ユニット / 9%減少)は4位をキープした。

5位は、ノア・カハンの『スティック・シーズン』(52,000ユニット / 7%増加)が先週の8位から上昇して、2023年6月24日付で3位にランクインして以来の最高位を記録。テイラー・スウィフトの『ミッドナイツ』(43,000ユニット / 6%減少)は5位から7位、『ラヴァー』(42,000ユニット / 8%減少)も6位から8位にそれぞれ順位を下げて、ザック・ブライアンの『ザック・ブライアン』(39,000ユニット / 5%減少)は9位、テイラー・スウィフトの『フォークロア』(34,000ユニット / 5%減少)は10位をそれぞれキープした。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは1月20日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォレン
2位『フォー・オール・ザ・ドッグス』ドレイク
3位『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』テイラー・スウィフト
4位『ピンク・フライデー2』ニッキー・ミナージュ
5位『スティック・シーズン』ノア・カハン
6位『SOS』シザ
7位『ミッドナイツ』テイラー・スウィフト
8位『ラヴァー』テイラー・スウィフト
9位『ザック・ブライアン』ザック・ブライアン
10位『フォークロア』テイラー・スウィフト

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