パナソニックASアメリカ、CES 2024でHPCシステム「Neuron」を発表

パナソニックASアメリカ社(以下、PASA)は1月8日、CES 2024においてハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)システム「Neuron」を発表した。

「Neuron」は、ソフトウェアのアップグレードだけでなく、プラットフォームのライフサイクル全体にわたるハードウェアのアップグレードも可能にする。さらに、複数のECUの機能を集約して、冗長なコンポーネントを削除することにより、車両のコストと重量を削減し、統合による複雑さを軽減することが可能だ。さらに、合理化された設計により、複数のECUを1つに統合し、自動運転、ADAS、シャーシ、ボディ、およびインフォテインメント機能を処理するという。

■PASA CTO Andrew Poliak氏のコメント

OEMと協力して、運転体験をテクノロジーとともに進化させるために、業界最大規模の中央コンピューティングプラットフォームを設計し、課題に対応しました。Neuronは、消費者の自動車所有期間全体にわたって、性能、安全性、革新性を最大化し、OEMがこれからのモビリティニーズに対応するために必要な、将来性のあるSDVプラットフォームを提供することを可能にします。

(出典:パナソニック Webサイトより)

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