2025年第9回アジア冬季競技大会のスローガン、エンブレム、マスコットが正式決定

2025年第9回アジア冬季競技大会のエンブレム「Beyond」
AsiaNet 100619 (0102)

【ハルビン(中国)2024年1月12日新華社=共同通信JBN】ハルビンで開催される第9回冬季アジア競技大会のスローガン、エンブレム、マスコットの除幕式が2024年1月11日に行われ、スローガンの「Dream of Winter, Love among Asia(冬の夢、アジアの愛)」、エンブレムの「Beyond」、マスコットの「Binbin」と「Nini」が正式に発表されました。これは、2025年に開催される第9回アジア冬季競技大会に向けた準備の新たな節目でもあります。

今回のアジア冬季競技大会のスローガン「Dream of Winter, Love among Asia」はShi Ning氏とSun Yifan氏によって考案されました。このスローガンは、「氷と雪」のコンセプトを通じてアジア諸国を結び付け、氷雪経済の新たな機会を創出し、アジア諸国と一帯一路諸国の間の文化交流を促進して「共に夢見る」「団結する」という理念と「中国の夢」を密接に関連させ、アジア冬季競技大会をアジア諸国間の協力と発展を促進する絆として活用します。

2025年に開催される第9回アジア冬季競技大会のエンブレム「Beyond」は、清華大学美術学院(Academy of Arts & Design, Tsinghua University)のチームによって制作されました。
デザインには、ショートトラックのスピードスケート選手の全力疾走する姿やハルビン市の市花であるライラックの花、アジアオリンピック評議会の太陽のシンボルなどの要素が取り入れられています。このエンブレムは、中国文化とオリンピックの要素を組み合わせることで、新時代のスポーツ強国となり、より高く、より速く、より強力な目標に常に挑戦し、アジアのウインタースポーツに新たな貢献をするという中国の決意を表しています。

大会のマスコットである東北トラの「Binbin」と「Nini」も、清華大学美術学院のチームによってデザインされました。「Binbin」と「Nini」は、2023年9月に黒竜江省のNortheast Tiger Park(東北虎林公園)で生まれた2頭の愛らしい若い東北トラをモデルにしています。
これは「Harbin welcomes you(ハルビンへようこそ)」というメッセージの象徴であり、北東地域独自の自然と文化遺産を擬人化し、オリンピックの精神と融合させて文化的自信を示し、文化的活力を刺激します。

第9回アジア冬季競技大会のスローガン、エンブレム、マスコットの募集は、国内外で大きな注目を集めました。2023年9月19日に世界的に公募が発表されて以来、インターネット上での関連情報の公開総数は30以上の国と地域で5億2000万件を超えました。提出期間中、国内外からスローガンデザイン3518点、エンブレムデザイン760点、マスコットデザイン330点、計4608点の有効応募がありました。

ソース:The 9th Asian Winter Games Collection Office

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画像説明: 2025年第9回アジア冬季競技大会のエンブレム「Beyond」

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画像説明: 2025年第9回アジア冬季競技大会マスコット東北トラの「Binbin」と「Nini」