サッカーJ3ヴァンラーレ八戸は14日、青森県八戸市の八戸まちなか広場マチニワで今季の新体制発表会を開いた。就任2年目の石﨑信弘監督（65）と選手26人全員、スタッフらが一堂に会し、集まったファンやサポーターら約100人を前に「J2昇格を目指してチーム一丸となって戦う」と力強く宣言した。
運営会社の細越健太郎会長は「今年は皆さまの（昇格への）思いを形にできる1年にしたい」とあいさつ。石﨑監督は「昨年の7位に満足せず、開幕戦から勝っていけるようにチームを仕上げていきたい。昇格を目指して私たちと一緒に戦おう」と呼びかけた。
今季新加入選手11人のうち、J1東京Vから期限付き移籍で加入した青森山田高出のGK飯田雅浩（23）は「地元に愛されているクラブで、J2昇格、J3優勝に向けて覚悟を持って戦う」と宣言した。サポーターらは選手やスタッフに向かってチャント（応援歌）や応援コールを送り、今季の飛躍を祈った。
チームは15日に始動し、同市多賀多目的運動場人工芝で今季初練習。22～31日に千葉県成田市で1次キャンプ、2月1日から開幕戦前日まで茨城県神栖市で2次キャンプを行う。開幕節（同23～25日）は敵地で大宮アルディージャと対戦。ホーム開幕戦は第4節（3月16、17日）で、カターレ富山を迎え撃つ。
