能登半島地震で甚大な被害が生じた石川県穴水町と能登町で15日、県が仮設住宅を着工した。穴水町では15戸、能登町で66戸を整備する予定。輪島市と珠洲市では12日に工事が始まっており、生活再建に向けた取り組みが進んでいる。
県によると、両町で計60戸を整備する計画だったが、より多くの住宅を確保するため、21戸増やした。輪島市と珠洲市でも計51戸追加した。県内6カ所で計247戸の建設が進むことになる。
15戸を建設予定の穴水町川島の川島児童公園では、15日午前10時から作業員らが敷地内にくいを打ち、仮設住宅の区割りなどを確認する作業を進めた。
完成までは1カ月程度かかる見通し。