映画メシ#25『英国王のスピーチ』みたいなアフタヌーンティーをお手軽プレーンスコーンで

吃音に悩むイギリス王ジョージ6世(コリン・ファース)は、言語療法士ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)の協力のもと、国民を勇気づける第2次世界大戦開戦スピーチに挑む姿を、史実に基づいて描いたヒューマンドラマ。第83回アカデミー賞で12部門ノミネート、4部門受賞に輝いています。

手作りスコーンで“おうちアフタヌーンティー”を

今回のレシピは、王妃エリザベスがライオネルの家で独りでアフタヌーンティーをしているシーンからイメージした、英国らしいスコーンです。お気に入りのミルクティーと焼きたてのスコーンで幸せな午後のひと時を過ごしてみては?

▼材料(直径5cm丸型:約10個分)

小麦粉 ・・・ 200g
砂糖 ・・・ 60g
ベーキングパウダー ・・・ 小さじ2
無塩バター ・・・ 60g
牛乳 ・・・ 80ml
焼く前に塗る牛乳 ・・・ 適宜

▼作り方

  • 小麦粉・砂糖・ベーキングパウダーを一緒にふるいにかけ、ボウルに入れます。
  • 冷やした無塩バターを1cm角に切ります。
  • ①のボウルに、②の無塩バターを入れて、小麦粉をまぶしながらバターを手で潰し、細かくポロポロの状態にします。冷たい牛乳を加えて、こねずに1つにまとめ、冷蔵庫で1時間以上休ませ粉っぽさをなくします。
  • ③の生地を麺棒で約2cmの厚さに伸ばし、お好きな型で抜きます。
  • ④の生地の上面に牛乳を塗り、190度に温めておいたオーブンで、約20分焼いて完成です。

▼ポイント

生地を作っておき、食べたい時に焼けば、いつでも焼きたてが楽しめます。

お好みで、チョコチップや全粒粉を加えて焼いてもOK。

召し上がるときにジャムや生クリームを添えても美味しいです。

レシピ監修・撮影:渡辺ひと美
酒料理研究家、唎酒師(SSI顧問)、商品開発/割烹料理店「霞町 三〇一ノ一」オーナー

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