岡山ゆかり上方落語家 倉敷で公演 2月4日、「古里に元気届ける」

2月に倉敷で公演する桂梅団治さん(右)と桂小鯛さん=大阪市の繁昌亭

 倉敷市出身の桂梅団治さん(66)ら岡山ゆかりの上方落語家4人による公演「新倉敷に上方落語がやって来る!岡山縁者が演者でええんじゃの巻」が2月4日、同市玉島阿賀崎の玉島市民交流センターで開かれる。4人は「新型コロナウイルス禍で弱った古里に元気を届けたい」と張り切っている。

 梅団治さんと、長男の桂小梅さん(31)、同市出身の桂小鯛さん(39)、岡山大理学部中退の林家愛染さん(36)が出演。出ばやしなどを演奏する三味線のはやしや律子さん(同市出身)も同行する。

 新年の恒例行事で16回目。演目は未定だが、大トリを梅団治さん、中入り前の中トリを小鯛さんが務める。梅団治さんは「昨春に新型コロナウイルスが5類に移行してから初の開催。心機一転し、古里の皆さんと一緒に盛り上がりたい」と話している。

 開演は午後1時半。サイン色紙やオリジナルの手拭いなどが当たる抽選会もある。チケットは前売り・電話予約2千円、当日2500円。問い合わせは午前10時~午後6時に梅団治事務所(06―6606―5632)。

桂小梅さん
林家愛染さん

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