【山火事】240ha焼いて延焼中 消防車40台・ヘリ5機で消火 鎮火の見通し立たず 広島・江田島市

広島県江田島市で13日に発生した山火事は240ヘクタールあまりを焼きましたが、まだ鎮火の見通しは立っていません。

報告 高井哲朗
「山火事の発生から2日が経ちましたが、いまも、白い煙が見えます」

13日午前10時20分ごろ、江田島市大柿町にある陀峯山(だぼうざん)で発生した山火事は、現在も延焼しています。15日は広島市、呉市、東広島市の応援も合わせて消防車40台、陸上自衛隊などからヘリコプター5機が出て、消火活動が続いています。

消防によりますと、15日午前10時の時点で山林およそ242.6ヘクタールのほか、大柿町のウッドデッキの一部が焼けましたが、まだ鎮火の見通しは立っていません。

また一時、9世帯13人が自主避難しましたが、住宅に延焼するおそれがなくなったことから、江田島市は大柿市民センターに設けた避難所を14日夕方、閉鎖しています。

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