尾道福屋 25年の歴史に幕 コロナ禍で消費者の購買方法が変化し

尾道福屋(広島県尾道市)が14日、四半世紀の歴史に幕を下ろしました。

尾道福屋は1999年に、JR尾道駅そばの再開発ビルにオープン。地下1階から地上2階までに入り、衣類や食料品などを販売。駅周辺のにぎわいづくりに貢献してきました。

閉店の理由について福屋は、新型コロナの流行で、インターネットを利用するといった購買方法に変化があったことなどとしています。

買い物客
「残念の一言。さみしいですね。福屋がなくなるというのは」
「近くにあまりスーパーがないので、ちょっと不便になるかもしれない。また、食材や食品の店舗が入ってくれたら助かる」

14日午後7時、閉店の時間を迎えました。

尾道福屋 河原初義店長
「25年間の長きにわたり、ご愛顧誠にありがとうございました」

ビルを管理する尾道駅前都市開発によりますと、尾道福屋の後継施設はまだ決まっていないということです。

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