東京オートサロン2024に前年比5万人増となる合計23万人が来場。2025年は1月10~12日に開催

 東京オートサロン事務局は1月14日、同日に閉幕した『東京オートサロン2024』の来場者数を発表。会期初日となった1月12日(金)から最終日14日(日)までの3日間を通じて23万73人が参加したと明らかにした。

 世界最大級のカスタムカーショーとして、例年1月に千葉市の幕張メッセで開催されている東京オートサロン。1983年に『東京エキサイティングカーショー』として産声をあげた後、87年に現在の東京オートサロンへと名称を改めた同イベントは今年で42回めの開催となった。

 2024年も多くの自動車メーカーやサプライヤー、チューニングカーブランド、ショップなどが出展した東京オートサロンでは、初公開となるモデルや新商品などの発表が多数行われ、その中にはTOYOTA GAZOO Racingの“進化型”GRヤリスをはじめ、ニッサン・アリア・ニスモ、ホンダ・シビック RSプロトタイプ、スバルWRX S4 STI Sport♯、ケータハム・プロジェクトVなどがあった。また、モータースポーツ関連ではスバルやマツダが2024年シーズンに向けた活動計画をアナウンス。さらにTEAM UPGARAGE、ROOKIE Racing、二輪のTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWなどが会場で体制発表を実施している。

 屋外イベント会場では、恒例となっているD1GPキックオフドリフトをはじめ、ニッサン/NISMOの電動スポーツ車両デモラン、TOYOTA GAZOO Racingラリーデモラン、オートサロンに初出展したヒョンデによるN moment/Hyundaiデモランなどが行われ、迫力の走りで訪れたファンを魅了した。

 そんな2024年のオートサロンには、業界&報道関係者公開と一般特別公開が行われた12日(金)に5万1014人、終日一般公開となった13日(土)に9万5081人が来場。会期最終日も8万3978人が訪れ、3日間の累計は23万73人となっている。3日間いずれも前年の入場者数を上回り全体では5万639人の増加となった。

 また、『オンラインオートサロン』における会期中のライブ配信再生回数も合計29万5412回を記録し前年実績を11万回以上、上回っている。

 2025年の開催については1月10(金)から12日(日)の3日間、幕張メッセで行われる予定だ。

幕張メッセで開催された『東京オートサロン2024』会場内の様子
D1グランプリ・キックオフドリフトの様子
東京オートサロン2024コスチュームアワードを受賞したRowen JAPAN
今年も3台体制でスーパー耐久に、さらに全日本ラリーにも挑戦することになったROOKIE Racing
メディバンネップリ日本レースクイーン大賞2023/大賞を受賞した黒木麗奈さん、仲美由紀さん、松田蘭さん、広瀬晏夕さん、水瀬琴音さん
東京オートサロン2024で参戦体制を発表したTONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
東京オートサロン2024で初公開されたホンダ・シビックRSプロトタイプ
スバル/STIが2024年のニュルブルクリンク24時間レースに投入する『SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024』
2024年仕様のカラーリングが施されたトヨタGRヤリス・ラリー1が、屋外イベント会場でデモランを披露した
2024年のスーパーGT参戦体制を発表したTEAM UPGARAGE
ヒョンデが東京オートサロン2024に初出展。プレスカンファレンスでモータースポーツを技術開発の根源とするNパフォーマンス・パーツを装着した『アイオニック5 N パフォーマンスコンセプト“NPX1”』を世界初公開した
ニッサン/NMCが東京オートサロン2024で初公開した新型ニスモロードカーの『アリア・ニスモ』(フロント)
東京オートサロン2024のマツダブース内に展示されたスーパー耐久参戦車両たち

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