元オーストラリア代表DFのレイバット氏が遺体で発見…99年にベルマーレ平塚でプレー

[写真:Getty Images]

ベルマーレ平塚でもプレーした元オーストラリア代表DFスティーブン・レイバット氏(46)が遺体で発見された。

オーストラリア『シドニー・モーニング・ヘラルド』によると、レイバット氏は13日に家族から行方不明届が出されていたとのこと。12日に友人を訪ねるため、南東部シドニーから東部ブリスベン近郊のバイロン・ベイへ向かったものの、13日午前には家族と連絡が取れなくなっていたという。

地元警察が大規模な捜索を行った結果、14日夜にバイロン・ベイからほど近いビーチ近くの低木林でレイバット氏の遺体が発見されたとのこと。現段階で死因や事件性の有無は明らかにされていない。

レイバット氏は2000〜2004年にかけ、オーストラリア代表として15試合に出場。クラブキャリアでは1999年に短期間ながらもベルマーレ平塚(現:湘南ベルマーレ)でプレーし、オランダのフェイエノールト、ベルギーのヘントなどにも在籍経験を持つ。

引退後は「現役時代にそんなことはできなかった」として2021年に同性愛をカミングアウト。同年には、病院のリハビリ病棟に勤務するなか、腎臓提供によって高齢男性の命を助けていた。

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