ブラマヨ、WEST.・中間淳太、渋谷凪咲がびっくり&困惑!? 新感覚の旅番組は「まだ1月ですけど、今年いちの問題作」

読売テレビでは1月21日に、ブラックマヨネーズ小杉竜一吉田敬)がMC務める「ひとり旅 ~芸人が書いた台本で旅に出てみた~」(午後3:00、関西ローカル。放送後、TVer、ytvMyDo!で配信)を放送。芸人が書き下ろした台本を基に、芸能人が一人旅のロケを繰り広げる。

「ひとり旅~芸人が書いた台本で旅に出てみた~」は、本来なら、誰と出会って、どんな会話をするかも分からないのが旅だが、その行動やセリフがすべて台本で決まっているという一風変わった旅番組なのだ。MCの吉田も「見てみんと分からへん」、小杉も「世界初の試みです」という前代未聞の番組では、2人と共にゲストの中間淳太WEST.)、渋谷凪咲、そして台本を担当した芸人自らがVTRを見届けていく。

1本目の台本を担当したのは、お~い!久馬(ザ・プラン9)。コントだけでなく、ドラマや舞台など幅広いジャンルの台本を手掛けている久馬だが、今回は「本当に初の試みなので、めちゃくちゃ難しかったですね」と大いに悩んだ様子。そんな久馬が選んだ旅の舞台は、兵庫県の淡路島だ。そして、島の魅力を伝える旅人には、♥さゆり(かつみ♥さゆり)を選んだ。「いつもコンビで派手な感じでやってるので、今回は1人で、キャラも封印してやってもらったらどうなるのかな」と、大先輩の新たな一面を開拓する意図を告げる。

ロケVTRでは、♥さゆりはいつもの姿とは異なる清楚キャラで旅をスタート。つい出そうになる頭の大きなボンボンを使ったギャグ「あ〜あ、ボヨヨ~ン!」を抑えながら、ぜいたくなコース料理や動物との触れ合いを楽しみ、特技のピアノまで披露する。

そんな♥さゆりのさまざまな表情が飛び出す旅に、小杉は「見入ってしまいますね!」、吉田は「あの施設に行きたくなりますね!」と大興奮。また、♥さゆりと共演した人物や動物たちの名演技にも驚きの声が上がる。だが、♥さゆりが舌をペロッと出すシーンについては一同違和感を持つことに。

2人目の台本担当は、舞台などでも脚本を手掛け、ほかのコンビの漫才作家としても活躍する石田明NON STYLE)。「めちゃくちゃプレッシャーです、この仕事」と吐露しつつも、「好き勝手に書きました。書いてて楽しかった」という台本は、兵庫県・有馬温泉が舞台。VTRが始まるといきなり特技だというモンゴルの歌唱法・ホーミーを披露した旅人は、なんと原田龍二。早速、温泉街を散策していく。

有馬温泉では、名物の炭酸せんべいをはじめ、さまざまなグルメも楽しめる。原田は目に付いた店に立ち寄るも、普通の旅番組ではありえない行動や食リポを繰り広げ、吉田は「見たことない…」とあ然。小杉のツッコミも止まらなくなる。さらに、昨年リニューアルオープンしたというゴージャスな旅館では、原田の入浴シーンも。

ツッコミどころ満載ながら、一同は原田の演技に魅了されたようで、中間は「脚本と思えないぐらい自然」、渋谷も「本来の原田さんはこうであってほしい。好きになりました」と大絶賛。石田も、ロケVTRの仕上がりに「さすが原田さん」と満足する。

3人目の台本担当は、天竺鼠川原克己。今回スタジオ収録に参加できなかった川原は、ブラマヨ宛てに手紙を書いていたが、小杉と吉田その内容に早くも不安を覚える。そんな川原が考えた一人旅の舞台は、兵庫県の丹波篠山。旅人は、まさかの川原本人。なすび姿でVTRに登場する。

武家屋敷が並ぶ街を散策していた川原だったが、なぜか急に猛ダッシュ。しかも延々と走り続けながらしっかりと旅の情報を挟み込んでくる川原の姿に、小杉は「何が目的なん!?」、中間も「怖すぎるんやけど…」とすっかり困惑。その後、人気のパン店や丹波篠山名物の栗の店、趣のあるボタン鍋の店に立ち寄るのだが、カオスな状況が連発する。何が起こるか分からない“川原ワールド”全開の不思議なVTRに、吉田は「SFやな」、小杉も「いちいちツッコんでたら、ずっとしゃべってなあかん…」とぐったりする。

そして、スタジオトークでは、小杉が中間と渋谷に対して「もし自分が旅をするなら誰に脚本を書いてほしい?」と質問。中間は大物女性芸人、渋谷は関西を代表する大物ミュージシャンの名前を挙げる。

収録を終え、小杉は「今までのロケとシステムが全く違うので、出来上がりも全く違ったんですけど、すごく現地に行きたくなる感じになったので、不思議な気持ちでしたね。最後のVTRの脚本家と旅人(ともに天竺鼠・川原)はむちゃくちゃなんで、ぜひ見てもらって、街でそいつを見かけたら『ちゃんとせえよ!』って言ってほしいです」と、笑いながら呼び掛ける。

吉田も「見たことない感じのVTRをずっと何分も見て、気付いたら『あ、淡路島行こ』とか思わされたから、案外言葉とか要らんのかなって感覚になりましたね。最後のVTRに関しては、まだ1月ですけど、今年いちの問題作はこれちゃうかなと思います(笑)。これ、問題作以外に言いようあります? 今年いちの問題作がどんなもんか見てほしいですね」と、斬新な番組となっていることをアピール。

中間は「脚本通りなんですけど、途中から本当に脚本かどうか分からなくなるんですよ。新しい試みの、今までにない新感覚の旅番組ですごく面白いなと思いました。脚本家の方がロケに行ってる旅人のいいところを全部引き出していたので、そのタレントさんの魅力も感じることができますし、なおかつ旅先のよさも見られるのも面白かったですね」と、新鮮な内容の番組を楽しんだことをうかがわせる。

渋谷は「それぞれの出演者さんと脚本の方によって、ロケの内容がかわいかったり、渋かったり、SFだったりと全然違うので、ぜひ全部しっかり見て味わっていただきたいなと思います。特に♥さゆりさんの“舌ペロ”が出てくるところが一番の見どころです(笑)」とポイントとなるシーンを伝えている。

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