大河ドラマ「光る君へ」第3回あらすじ・謎の男

女優・吉高由里子が主演を務め、平安時代に長編小説『源氏物語』を生み出した女流作家・紫式部(ドラマでの名前はまひろ)の生涯を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK)。「謎の男」と題する第3回(1月21日放送)では、政権を掌握しようとする藤原兼家の思惑にまひろも巻き込まれていく。

町辻で逢瀬する道長(柄本佑)とまひろ(吉高由里子)(C)NHK

■前回のあらすじ

まひろの母・ちやは(国仲涼子)が、時の権力者・藤原兼家(段田安則)の次男・道兼(玉置玲央)の手によって殺害されてから6年が経った前回(1月14日放送)。15歳となり成人の儀式を迎えたまひろ(吉高由里子)は代筆仕事に生きがいを感じており、父・為時(岸谷五朗)との関係は冷め切っていた。

一方、兼家の三男・道長(柄本佑)は官職を得て宮仕えとなり、道長の姉・詮子(吉田羊)が帝との間に皇子をもうけたことで、道長の一家は権力を拡大する。兼家はその権力をさらに強固なものにしようと、道兼を動かして天皇が退位するよう陰謀を計るのだった。

■第3回「謎の男」あらすじ

自分のせいで放免に捕らえられた道長が心配でならないまひろ。しかし、父・為時に謹慎を強いられたため、ただ案じることしかできずにいた。

一方、兼家の指示を受けた道兼が女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助)は急激に体が弱っていく。政権を掌握するために二の手を打ちたい兼家は、ライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用してまひろを間者として送り込み・・・。

本作は、日本最古の女性文学『源氏物語』の作者である紫式部が、秘めた情熱と想像力、そして生涯心を寄せる相手となる藤原道長への想いを原動力に、変わりゆく世を懸命に生き抜いていく愛の物語。

放送は、NHK総合で日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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