J1昇格へファジアーノ岡山が新体制 新戦力13人のうち5人が30代 太田龍之介選手は早くもユニ売り上げ2位

サッカーJ2・ファジアーノ岡山が、悲願のJ1昇格に向け、13日に新加入選手を発表しました!

10位に終わった2023年シーズンからの巻き返しを図るファジアーノ。新シーズンの新戦力は13人で、このうち5人が30代と、実績のある選手を多く獲得しました。

中でも会場のサポーターを沸かせたのは……。

(J2秋田から加入/29 齋藤恵太 選手)
「シティライトスタジアム、僕すごく相性が良くて(笑)」

J2秋田から移籍したフォワードの齋藤恵太(30)。驚異的なスピードを武器に、ファジアーノから過去2シーズン連続で点を奪った男が、今度は味方としてピッチに立ちます。

(J2秋田から加入/29 齋藤恵太 選手)
「申し訳ないですけど、ここ2年は(ゴールで)『しーん』となっちゃったんですけど、次は『ドカン』と盛り上がれるようなプレーを見せていけたら」

さらにもう1人、特別な思いを持つ選手が、明治大学から加入したルーキー、太田龍之介(21)。

高校時代はファジアーノの下部組織でプレーしましたが、トップチームへの昇格はできませんでした。

キープ力と得点力を武器に大学でレギュラーを掴み、ファジアーノからの4年越しのオファーを勝ち取りました。

(明治大学から加入/11 太田龍之介 選手)
「恩返ししたいという気持ちでこのクラブに戻ってきたので、今年こそはファジアーノ岡山をJ1に上げるっていう強い思いで帰ってきました」

ルーキーながら、ここまでのユニホームの売り上げは全選手中2位。多くのサポーターが期待を寄せています!

(明治大学から加入/11 太田龍之介 選手)
「びっくりしましたね、最初聞いた時。みんな期待してくださっているんだなと思いますし、そこに応えていかないといけない、自分のゴールで勝ち点3をつかんでいく中で、二桁得点を目標に頑張っていきたい」

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