福岡の“今”がわかる!【ビジネス・開発系記事ランキングTOP10】世界の都市総合力ランキングランクインや、博多大学誕生する?!など

天神ビッグバンや博多コネクティッドなどにより、2024年も福岡にはたくさんの商業施設や新ビルが誕生予定です!2024年も半月が経過したところで、2023年の福岡のビジネス・開発系記事について振り返ってみたいと思います。どんなニュースが注目された1年だったのでしょうか。それではどうぞ!

【1位】『世界の都市総合力ランキング』2022年版発表!国内ランクインは東京3位、大阪37位、福岡42位の3都市

出典:森記念財団都市戦略研究所『世界の都市総合力ランキング』(Global Power City Index, GPCI)2022年版

第1位ロンドン、第2位ニューヨーク、第3位東京、第37位大阪、第42位福岡━━━。

森記念財団都市戦略研究所(竹中平蔵所長)は2022年12月14日、『世界の都市総合力ランキング』(Global Power City Index, GPCI)2022年版を発表しました。

同ランキングは、「国際的な都市間競争において人や企業を惹きつける『磁力』は、各都市の総合的な力によって生み出される」という考えに基づいて作成。

日本でランクインした都市は東京、大阪、そして福岡の3都市。

『世界の都市総合力ランキング』(GPCI)2022年版の総合順位において、福岡は前年と同じく第42位という結果になりました。

福岡の分野別ランキングをみてみると、経済分野で第39位(前年38位)、研究・開発分野で第34位(同33位)、文化・交流分野で第46位(同46位)、居住分野で第28位(同26位)、環境分野で第25位(同27位)、交通・アクセス分野で第31位(同36位)でした。

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【2位】博多駅前の明治公園がザ・ゲートウェイパーク〝HAKATA MEIJI〟に大変身【福岡市博多区】

福岡市の都心再開発『博多コネクティッド』でビルの更新が進む博多駅前に位置する明治公園。

公園利用者の利便性向上を図り、公園の魅力を高めることを目的にして、民間のノウハウを活用していく公募設置管理制度(パークPFI)によって、優先交渉権者として選ばれたのは、東京建物株式会社を代表とするグループでした。

同公園リニューアル事業では今後、周辺環境と調和しながら、新たな「体験」・「にぎわい」・「回遊」の〝Gateway〟(ゲートウェイ:玄関口)となる公園に整備していく予定なのだとか。

今から完成が楽しみですね。

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【3位】博多に新たな大学を開設する動き! 2025年4月開学を目指して博多大学が今秋、文科省に設置認可を申請【福岡市博多区】

一般社団法人博多大学設置準備会(福岡市博多区、阿比留孝行代表理事)は現在、2025年4月の『博多大学』開学に向けて準備を進行中。

博多大学は、データサイエンス学部データサイエンス学科をもつ単科大学として、入学定員160人を想定。

2025年4月の開学を目指して2023年10月、文部科学賞に大学設置認可を申請しました。

博多大学では、福岡市博多区麦野6丁目に大学本部や学部棟、産学連携センターなどを構えた麦野キャンパスを開設。

近隣の同区板付4丁目に教養教育棟や図書館、学生向け健康支援施設としてマルチパーパススタジオなどを備えた板付キャンパスも併設、

さらに、同区博多駅前2丁目にリカレント教育センターや留学生支援センターなどを備えた博多駅前キャンパスも設置していく予定なのだそう。

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【4位】福岡の新たなランドマーク「福岡大名ガーデンシティ」。西日本初上陸5店舗を含む、商業フロア『福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア』が開業!

商業フロア「福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア」のコンセプトは、“街なかで出会う GARDEN GATE”。

西日本初上陸の上質でハイクラスなテナントだけでなく、地域居住者、オフィスワーカーの日常使いを想定し、地元・福岡に根付いたテナントまで、多様な一人ひとりが、それぞれのシーンで思い思いに楽しめる、新しいスペースとなっています。

さらに、2023年4月、6月には、西日本初上陸5店舗、九州初上陸4店舗を含む。ハイクオリティ飲食店など18店舗がオープンしました。

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【5位】福岡・博多の『屋台』がニューヨーク・タイムズで高評価!?~『2023年に行くべき52カ所』に日本から福岡市と盛岡市が選出!〜

画像引用:ニューヨーク・タイムズWebサイトより

アメリカの有力紙『ニューヨーク・タイムズ』紙は2023年1月12日、特集「2023年に行くべき52カ所」を発表し、日本から福岡市と盛岡市を選出しました。

ニューヨーク・タイムズ紙では毎年、世界各地の旅行先から行くべき52カ所のリストを発表しています。

2023年版では、1カ所目にロンドン、2カ所目に盛岡市、3カ所目にアメリカ・ユタ州を選んだ。アジアからは、ブータンや台北もランクイン。

19カ所目に選んだ福岡市については、屋台に注目と関心を寄せていた。屋台そのものについては、日本語読みに準じて「yatai」と表記している。福岡市については、「屋台(yatai)が並ぶ日本で数少ない場所」という紹介でした。

誌面では屋台の多彩なメニューが紹介されているほか、「全国的に消滅していった屋台を存続させるために取り組んでいる日本で唯一の都市である」という点でも評価されていました。

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【6位】今春開業の九大新町『いとLab+』に〝屋根なしBBQ〟など9店舗の飲食棟が登場【福岡市西区】

2023年4月にオープンした、九大新町研究開発次世代拠点『いとLab+』。いとLab+は、研究開発をはじめ蔦屋書店棟、飲食棟、物販棟、生鮮棟、住居棟からなる複合施設。

このうち飲食棟『ITO GRAND』では、屋根の無い開放的な屋上空間であるルーフトップにおいてバーベキューができる『ITO SKY』をはじめ、9店舗がオープン。

飲食棟ITO GRANDの入居店舗は、次の通り。
・RODEO&cafe(イタリアン)
・米ル〜土鍋ごはんとお万菜〜
・VIT-asian food-(タイ料理)
・STELLA-OYSTER & SEAFOOD-(オイスター)
・WIN-walk in cellar-(ワインバー)
・MIX-JUICE CAFE-(ジュース)
・ITO SKY(BBQとバーカウンター)
・Modern Korean Dining -SOLFA-(韓国料理)
・bowl 糸島野菜&クラフトビール(野菜とクラフトビール)

近くに訪れた際にはぜひ足を運んでみてくださいね。

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【7位】福岡空港の国内線地区に商業施設やホテルなどの複合施設を建設【福岡市博多区】

『福岡国際空港 2023年度事業計画』によると、国内線地区にて、ホテル・オフィス機能を設けることで都市機能を補完していくとする複合施設を2024年度に着工し、2025年度に完成する計画を進行中。

複合施設の建設に合わせて、旅客動線に沿った交通機能の再配置やバスターミナルの新設などにも取り組んでいくほか、

2024年度の完成を目指し、2022年度に着工した立体駐車場の建設によって、収容台数を従来の837台から約1,600台へと倍増させる予定なのだそう。

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【8位】福岡市民会館の建て替えと須崎公園のリニューアルによる「福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備」が進行中【福岡市中央区】

画像提供:福岡市

一般社団法人日本音響家協会による『音響家が選ぶ優良ホール100選』にも選定された開館59年の「福岡市民会館」。

建替え期を迎えた中、隣接する「須崎公園」で福岡市の新たな文化振興の拠点となる新施設の建設が進められています。

「本市における文化振興の拠点となる新たな施設として整備するとともに、都心の貴重なオープンスペースである須崎公園の魅力を高め、水辺に開かれた公園として再整備する」

「新たな施設と須崎公園を一体的に整備・活用することで、両施設の魅力が相まったみどり溢れる文化芸術空間を創出し、市民はもとより、国内外から多くの人々が集うエリアを形成する」

これらを目的とし、2025年3月に新たな福岡市拠点文化施設が完成予定。

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【9位】福岡空港国際線旅客ターミナルビルが〝街の観光名所〟になる!?【福岡市博多区】

福岡空港を運営する福岡国際空港株式会社では、「国際線年間旅客数1,600万人」という目標を掲げ、2025年3月末の竣工を目指して福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事を推進中。

到着ロビー、コンコース、エアラインラウンジなどの内装デザイン・設計を担当する株式会社船場は次のようにコメントしています。

株式会社船場

様々な機能が混在する空港の特性を踏まえ、エリアごとの利用シーンからデザインを導き、利用者にとって使いやすいだけでなく、空港全体で福岡の魅力あふれる文化を世界に発信するデザインを行っています。

先立ってリニューアルオープンした、搭乗時間までゆったりくつろぐことができる『ラウンジTIMEインターナショナル』も相まって、今後、ますます福岡空港が盛り上がっていくことは間違いないでしょう。

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【10位】桜の名所『西公園』が〝にぎわいのある魅力的な公園〟に生まれ変わる【福岡市中央区】

毎年春、約1300本の桜が咲き誇り、『日本さくら名所100選』にも選ばれている西公園。

現在、民間活力も導入しながら、〝にぎわいのある魅力的な公園〟へリニューアルしていく再整備計画が進んでいます。

福岡県がまとめた『県営西公園再整備基本計画』によると、大型遊具などの遊び環境や、飲食施設などの休憩機能の充実を図ることで「にぎわいの核をつくる」。
そして、展望台の設置や樹木の整理などによる眺望確保や、樹勢回復やライトアップなどによるみどりの魅力向上、歴史案内機能の強化などを通じて「魅力を磨く」。
さらに周回歩道や駐車場の拡張などで回遊性やアクセス性の向上を図ることで「つながりを強化する」ことを方針として掲げています。

整備期間については、おおむね3年を期間とする『短期整備』と、おおむね10年を期間とする『中長期整備』に分けられています。

短期整備では、森の遊び広場(大型遊具)や展望デッキの整備、飲食店をはじめとする民間施設の導入、展望台の設置などに取り組むほか、中長期整備においては、もみじの植え増しやライトアップ、ドッグラン、体験学習施設などを整備していく方針なのだそう。

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