20代~30代の消防署員6人が勤務中にスマホアプリのトランプゲームで賭博行為 大みそかに大富豪「年末年始で業務に余裕があった」

愛知県犬山市の消防署で署員6人が勤務中に、スマホアプリのトランプゲームで賭博行為をしていたことが分かりました。

賭博を行っていたのは、犬山消防署に勤務する20代から30代の署員6人です。

市によりますと、去年の大みそかに消防署の事務室で署員5人がスマートフォンでトランプの大富豪のゲームをしていたところ、次第に「1位200円、2位100円、3位0円、4位マイナス100円、5位マイナス200円」と順位に応じて現金を賭けるようになったということです。

その後、さらに1人の署員が加わり、この日は現金や電子マネーで2300円のやり取りが行われ、1月8日にも同じゲームで900円のやり取りがあったということです。

1月10日に外部から問い合わせがあり発覚。

市は聞き取り調査を行い、6人全員が賭博行為を認めたということで「年末年始で業務に余裕があった」などと話しているということです。

市は「市民の信頼を基とすべき公務員が『勤務中に』『職場で』『複数人で』犯罪に該当する行為を行ったことは、決して軽視できるものではない」として近く刑事告発を行うとしています。

また、原欣伸市長は「能登半島にて不眠不休で活動されている全国の緊急消防援助隊の皆様、本当に申し訳ございません」などとコメントしています。

© CBCテレビ