有働由美子MCの音楽番組「with MUSIC」が決定! 日テレが4月期土曜夜の新編成を発表

有働由美子が、日本テレビ系で4月スタートの新音楽番組「with MUSIC」(土曜午後7:56、開始日未定)でMCを務めることが分かった。同局では、テレビを取り巻く環境やニーズの変化に対応するため、4月から土曜の夜の改編を行い、新たな音楽番組を新設。「with MUSIC」に続き、午後9時台はドラマ枠を立ち上げ、これまで10時台のみだったドラマ枠と2枠連続のドラマ枠となり、“音楽、ドラ、ドラ、土曜夜!”を合言葉に新しいエンターテインメントを届けていく。

「with MUSIC」は、日本の音楽は国境を越え、グローバルな人気を獲得している今、世界を視野に入れ“グローバルな価値・視点を持つ、令和の時代ならではの本格的な音楽番組。音楽ライブだけに留まらない、アーティストやその楽曲の魅力を深掘りし、世界に向けて、ジャパニーズポップスの魅力を発信する。さらに、番組タイトルの「with」をテーマに、さまざまな企画を準備中だ。有働とコンビを組むもう1人のMCは後日発表される。

「NHK紅白歌合戦」の司会を通算7回務め、アーティストとの親交もある有働は、「日本テレビのゴールデン帯で34年ぶりに始まる本格的な音楽番組で、アーティストに寄り添い、アーティストの方が輝く番組で、視聴者の皆さんと音楽と共に楽しい時間を共有したいと思います」と語り、「グローバルに活躍し、世界中で人気のあるアーティストがたくさんいらっしゃいますので、アーティストの皆さんの魅力をテレビの前の皆さんはもちろん、世界中に伝えていきたいです。今は、日本でも世界でもいろいろなことがありますが、土曜の夜の時間は音楽で心を動かしていただいたり、癒やしていただいたり、元気をもらったり、そういう時間にしたいと思います」と意欲を燃やす。

また、「アーティストの楽曲の魅力やパフォーマンスはもちろん、楽曲を生み出したアーティストの考えていることや世界観などの魅力を合わせて引き出していくことで、より音楽を楽しんでいただけると思います。『with MUSIC』ということで、アーティストの皆さん、音楽を聴いている皆さんと“一緒”になって音楽の魅力を探していく、感じていく番組にできたらと思います」と、番組のコンセプトについても伝えている。

「with MUSIC」を含めた土曜夜の編成について、日本テレビコンテンツ戦略局総合編成センター部長の江成真二氏は、「日本テレビは、今年『心と未来に、のこるもの。』という新コーポレートメッセージを打ち出しました。テレビを取り巻く環境やニーズもめまぐるしく変わる中、これからも皆さまに『見たい』と選んでいただき、『心と未来にのこるもの』を作るメディアであり続けるために、2024年4月、タイムテーブルの大きな改革を行います」とコメント。

さらに、「長年皆さまに愛していただいている『土曜の夜』に、午後8時から新音楽番組『with MUSIC』を、午後9時からは新ドラマ枠を立ち上げます。『with MUSIC』は、『アーティストの今一番歌いたい歌を、一番聴きたい歌に』がコンセプトの音楽番組です。音楽の楽しみ方が多様化する今だからこそ、『テレビで楽しむ音楽』を追求し、アーティストと歌の魅力を最大限に伝えてまいります。司会は有働由美子さん、その人柄と柔らかな語りで『アーティストと音楽に寄り添い、魅力を視聴者の皆様に発信』していただきたいと思います」と、「with MUSIC」について解説する。

続けて、「土曜午後9時の新ドラマ枠は、これまで10時から放送していたドラマ枠と2枠連続の『土ドラ枠(土ドラ9ナイン・土ドラ10テン)』として、より作品の世界に没入し、テレビドラマというエンタメを心から楽しんでいただけるように準備を進めております。作品の詳細については、発表まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです」と説明。

加えて「これまで土曜夜に放送しておりました『世界一受けたい授業』は19年半、『1億3000万人のSHOWチャンネル』は前番組の『嵐にしやがれ』から足かけ14年にわたり、多くの皆さまに支えていただき放送を続けてまいりましたが、両番組の終了を決定いたしました。常日頃番組をご覧いただいている皆さま、長きにわたり番組を支え続けてくださっている出演者の皆さま、そして関係者の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。3月末まで、よりよい番組をお届けできますよう、努めてまいります。午後7時からの「嗚呼!!みんなの動物園」については、これまでと同様に4月以降も放送を継続いたします」と報告している。

そして最後に「4月から『音楽、ドラ、ドラ、土曜夜!』を合い言葉に、新しく生まれ変わる日本テレビにご期待ください」と呼び掛けた。

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