被災地での給水活動を報告 「水の大切さを痛感」【長野・諏訪市】

能登半島地震の被災地で給水活動をした諏訪市の職員が、水不足の厳しい現状を報告しました。

■諏訪市・水道局施設課上水道係・三嶋伸治さん
「(被災者に)お話を聞くと電気はきてる、建物も使えるが何がないって水がないと」

諏訪市は6日から5日間、石川県羽咋市で給水活動にあたるため、水道局の職員と給水車を派遣しました。諏訪市によりますと羽咋市は当時、およそ8000戸が断水。
2000リットルの水が運べる給水車で、配水場などから給水地まで合わせて10トンの水を運びました。被災者が語ったのは厳しい水不足の現状だったといいます。

■諏訪市・水道局施設課上水道係・三嶋伸治さん
「トイレだったり、お風呂だったり、普段当たり前のように使っているものがないということは非常に不便。とてもストレスを抱えてらっしゃる。水の大切さっていうのは改めて痛感したとこではある」

今後も要請があれば再び現地に向かいます。

© 長野朝日放送株式会社