メルセデスF1、2024年型マシン『W15』を2月14日に公開へ。シルバーストンから配信も

 メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームは、2月14日(水)に2024年型マシン『W15 E Performance』を発表すると明らかにした。

 2022年に導入された新しい技術規則によりグラウンドエフェクトカーが復活したが、この2シーズン、メルセデスは苦戦が続いている。2022年にサイドポッドをコンパクトにした『ゼロポッド』デザインのマシンを投入したが、わずか1勝に終わった。

 続く2023年もゼロポッドを継続したが、シーズン途中で決別。サイドポッドが復活した新しいデザインのマシンをモナコGPに持ち込んだものの、この年は未勝利に終わった。なおコンストラクターズ選手権においてはフェラーリに競り勝ち2位の座を掴んでいる。

 2024年シーズンは、ドライバーラインアップに変更はなく、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルを起用することが決まっており、ミック・シューマッハーも引き続きリザーブドライバーを務める。

 W15の公開は、当日にイギリスのシルバーストンからライブ配信が行われることになっており、チームのソーシャルメディアを通して見ることができるという。ローンチの詳細は今後発表されるということだ。そのほかのチームについては、2月5日(月)にステーク(ザウバー)とウイリアムズ、12日(月)にアストンマーティン、13日(火)にフェラーリが発表を行うことがわかっている。

■2024年型マシンの発表日(1月15日時点)
2月5日(月):ステーク(ザウバー)
2月5日(月):ウイリアムズ
2月12日(月):アストンマーティン
2月13日(火):フェラーリ
2月14日(水):メルセデス
※2月21~23日:プレシーズンテスト(バーレーン)

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