【速報】生活保護減額処分取り消し 鹿児島地裁「裁量権逸脱」

国による生活保護費の基準額引き下げは生存権を保障した憲法に違反するとして、受給者30人が鹿児島市と鹿児島県出水市の減額処分取り消しや国家賠償を求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁(坂庭正将裁判長)は15日、「厚生労働相の判断には、裁量権の範囲の逸脱、乱用がある」として処分を取り消した。賠償請求は棄却した。

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