能登応援プロジェクト 高校生がすき焼きで被災地を応援

1月1日におこった能登半島地震から15日で2週間です。県内では、高校生が被災地を応援しようとすき焼きを販売するプロジェクトを始めました。

「能登応援プロジェクトやっています、よろしくお願いします。」

プロジェクトに取り組むのはまちを元気にしたいと活動する高田商業高校のまち部。のメンバーです。高田商業では新入生にすき焼きを振る舞う伝統行事があり2019年にはまち部。によりすき焼きの商品化に成功しました。部員らは3学期の始業式の日に、被災した能登のために何かできないかと考えレトルトのすき焼きを自分たちで売りその一部を寄付することに決定。5日間という短い時間で企画から準備までを行いました。高田商業では2024年6月の修学旅行で石川県に訪れる予定だといいます。冬休みの課題では、それぞれが行きたい場所について調べていた矢先に、地震が発生しました。

まち部。のメンバー 新谷真珠さん

「石川県ってこんな魅力があるんだなと調べていたところなんですが、その時に能登の方で地震があったと聞いて、すごくショックで他人事じゃないなと思いました。」

すき焼きの販売のほかにも野球部員らによる募金活動も行われました。生徒らは少しでも被災地を応援したいという強い思いを持ちながら呼びかけていました。

まち部。のメンバー久保月葉さん

「被災地の方が今どういう状況なのかがすごく心配で大丈夫かなという気持ちでいっぱいです。飲み物とか色々足りないと思うのでそういうお金に使ってもらったり家が崩れたりしたところもあるので家を建て直すのに使っていただけたらなと思います。」

この日の売上金の一部と募金は市を通して日本赤十字社へと送られるということです。次回は2月18日に行われる予定です。

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