重岡大毅&間宮祥太朗 隣りで眠る2人の間に赤いハートマークが 「ある閉ざされた雪の山荘で」場面写真

東野圭吾の同名長編小説の映画化作「ある閉ざされた雪の山荘で」(公開中)から、重岡大毅演じる主人公の久我と、間宮祥太朗演じる劇団水滸のスター・本多が出演するシーンの、場面写真が公開された。赤いひもを手にしながら話し合う久我と本多の姿と、2人の間に赤いひもで描かれたハートマークができている様子が切り取られている。

最終オーディションとして山荘に集められた7人だが、2日目の朝に殺人事件が起きたという“設定”で劇団員のひとりが姿を消してしまう。しかし、現場にはそんな“設定”というだけでは片づけられない数々の気になる痕跡が残されており、久我たちは「本当に殺人事件が起きているのでは…?」と疑問を持ち始める。今夜も誰かが殺されてしまうかもしれないと、誰もが疑心暗鬼になっている2日目の夜。久我はお互いのアリバイを作るために、本多に同じ部屋で寝ることを提案し、お互いの手を赤いひもで縛ることで、アリバイを確実なものにしようとする。

本多は思わず「こういうプレイは女の子としたかったぜ…」とぼやくが、事件解決の手がかりを探すことに熱心な久我は「プレイって言わないでください!」とすかさずツッコミ。2人で夜を過ごすことになる。そして3日目の朝。お互いに縛られたままで目が覚めた2人は、お互いが犯人でも被害者でもないことに安堵するが、2人の間には赤いひもで描かれたハートマークができているのだった。

「ある閉ざされた雪の山荘で」は、登場人物が全員役者で、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定の作品。劇団に所属する役者7人に届いた、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状。新作舞台の主演を争う最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件だった。出口のない密室で一人、また一人とメンバーたちが消えていく。主演は、映画単独初主演となる重岡大毅。メガホンを取ったのは、「荒川アンダーザブリッジ」「ステップ」「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」などの飯塚健監督。

【作品情報】
ある閉ざされた雪の山荘で
公開中
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社

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