1月17日はおむすびの日! 由来やおすすめの簡単おむすびレシピをご紹介♪

1月17日は日本人のソウルフードおむすびの記念日。「おむすびに記念日があるなんて知らなかった」という人も多いのではないでしょうか。本記事では1月17日がおむすびの日になった理由や、主婦歴15年の現役ママライターの筆者おすすめのおむすびレシピもご紹介します。

おむすびの日とは

1月17日がおむすびの日に決まったきっかけは、1995年に発生した阪神淡路大震災。ボランティアの炊き出しによって被災者に多くのおむすびが届けられたことから、震災が起きた1月17日は「おむすびの日」と、ごはんを食べよう国民運動推進協議会によって2000年に制定されました。

参照:「PR TIME MAGAZINE」

おむすびが愛される理由

おむすびは古くから愛されている日本食のひとつ。日本人におむすびが愛されている理由はやはり、簡単においしく調理ができるからではないでしょうか。そのほかにも、おむすびは持ち運びも簡単ですし、場所を選ばず手軽に食べやすいという特徴もあります。

日本人に愛されているおむすびですが、実は今、海外でも注目されているそう。フランス・パリにはおむすび専門店が出店され連日大盛況だそうです。日本のソウルフードであるおむすびが海外でも注目されているのは、日本人として誇らしいですよね。

おすすめおむすびレシピ

おむすびのレシピは無限大! 和風のおむすびはもちろん、具材によっては洋風・中華風など毎日食べても飽きません。数多くのおむすびのレシピの中から、今回は筆者が実際によく作っているおすすめのおむすびレシピをご紹介します。

やきとり缶おむすび

食べ応えがあり、満足感の高いやきとり缶を使ったおむすびは食べ盛りの子どもや男性にも人気のおむすび。特別な味付けなども必要なく、具材を切って混ぜるだけで完成するお手軽さも◎!

使用する食材は、やきとり缶と大葉。白ごまもあれば加えるとより風味が増しておいしいです。

やきとり缶の焼き鳥は、そのまま使うよりもお肉を半分のサイズにカットしてから使用するのがおすすめです。カットするときは料理ばさみを使えばまな板を汚さずに調理できます。大葉も1mm~2mm幅くらいに細かくカットして使用します。

食材をカットして準備ができたら、あとは炊いたお米と混ぜるだけ。やきとり缶のタレは好みの量をお米に加えます。ただ、タレを入れすぎてしまうとお米がべちゃっとしてしまうので要注意。基本的に食材の量はお好みで……。これぞ、手作りの醍醐味!

ウインナー入りおむすび

お弁当のおかずがぎゅっと詰め込まれたようなウインナー入りのおむすびは、子どもも大好きな味が魅力的。大きな具材がごろっと入っているおかず要らずのおむすびは、エネルギーをたくさん使うスポーツや部活動などのお供にもピッタリです。

使用する食材は、クリームチーズ、ウィンナー、たまご、枝豆(冷凍でもOK!)。ウィンナーは細かくカットしても、食べ応えのあるように大きめにカットしてもどちらでもOK。好みに合わせてカットしてください。1個のおむすびに1本そのままトッピングするのもアリ。

たまごはスクランブルエッグにしておきます。この時に塩コショウなどで味付けをしておけば、おむすびには特に味付けをする必要はありません。

ボウルの中に炊いたお米、しっかり焼いたウィンナー、スクランブルエッグ、手でちぎったクリームチーズ、枝豆をいれて混ぜます。しっかり混ぜ終わったら、具材のバランスを調節しつつ、おむすびを握れば完成です。

少し手間がかかりますが、おむすびだけでおかずが不要な大満足のおむすびですよ。

一味違う! 鮭フレークおむすび

おむすびの定番「鮭フレーク」は、手軽に焼き鮭のほぐし身をおむすびの具材として使用できます。「鮭フレーク」だけで作ったおむすびも、もちろんおいしいのですが、他の具材を少しプラスすることでいつもと一味違う「鮭フレーク」おむすびを楽しむことができます。

用意する食材は鮭フレークと天かす。この2つだけでもおいしく仕上がりますが、青のりも用意できるなら加えるとよりおいしく、見栄えもよいおむすびになるのでおすすめです。

今回のおむすびは味付けにめんつゆを使用するので、好みのめんつゆも一緒に用意してください。

ボウルに炊いたお米、鮭フレーク、天かす、青のり、めんつゆ(少々)を入れてしっかり混ぜます。めんつゆは入れすぎてしまうとお米がべちゃっとなってしまうので、好みにもよりますが、ほんの少しでOK。

ちなみに筆者はいつも、1合くらいのお米に小さじ1~2ほどのめんつゆを入れています。天かすはたっぷり入れるとサクッとした食感をより楽しめるのでおすすめです。

シンプルな鮭フレークおむすびに飽きてきたら是非試してみて欲しいおむすびレシピです。

ふりかけを使って手軽に味変!

おむすびはふりかけを使えば手軽に味変が可能。たくさんの種類のふりかけがありますが、今回は老舗メーカー「丸美屋」さんから発売されている、冷めてもおいしいおむすびを作れるおすすめふりかけをピックアップ!

混ぜ込みわかめ

あったかごはんに混ぜるだけで簡単においしい混ぜご飯が作れる丸美屋の「混ぜ込みわかめ」シリーズは発売から35周年を迎え、たくさんの人に愛されています。続々と新しい種類の味が増えてきている中、やっぱり人気なのがベーシックな「混ぜ込みわかめ」。日本人になじみの深いわかめごはんを手軽に作れるおむすびの定番ふりかけです。

混ぜ込みわかめ 鮭

定番の混ぜ込みわかめにおむすびの具材で人気の高い鮭をプラスした「混ぜ込みわかめ 鮭」。こちらは子どもから特に支持されているお味。程よい塩味とうまみを感じることができるふりかけは、調味料や具材の一部として、おむすび以外の料理にも使用できます。鮭そぼろのコクや塩加減は、発売当初よりも改良されていて、さらに崩れにくく、冷めても鮭の味が感じやすく進化しています。

混ぜ込みわかめ 梅じそ

沢山のバリエーションが揃う混ぜ込みわかめシリーズの中で、筆者のイチオシのお味は「混ぜ込みわかめ 梅じそ」です。わかめをベースに、さわやかな梅じその香りに白胡麻の風味が加わった豊かな味わいを楽しめるふりかけは、梅肉のしっかりした風味と酸味をしっかり感じることができる贅沢な逸品です。2021年8月にリニューアルされていて、これまで以上に梅の風味を楽しめる味わいに進化しています。

まとめ

「おむすびの日」は、おいしいおむすびを作ったり食べたりするだけでなく、制定されるきっかけになった阪神淡路大震災という未曽有の大災害が起こった1月17日を思い出し、あの時のおむすびが与えてくれた勇気や希望、そして人の温かさを思い出し、家族皆で改めて災害と向き合うきっかけを与えてくれる大切な記念日。 おいしいおむすびを食べることができる幸せをかみしめながら、素敵なおむすび記念日をすごしたいですね。 文/丸山寛子

© 株式会社フレーベル館