うどん、かす汁、シチュー…姫路城眺め、汁物で温まって 大手前通りで28日「しるもんフェス」、こたつ席も 兵庫

初めて開催する「姫路しるもんフェス」をPRする姫路商工会議所青年部のメンバー=姫路市本町

 兵庫・姫路の街中で温かい汁物料理を味わえるイベント「姫路しるもんフェス」が28日、姫路城とJR姫路駅を結ぶ大手前通りで開かれる。同駅周辺の飲食店が約30のブースでうどんやかす汁などを販売し、同城を眺めて食事ができるこたつ席も設ける。

 姫路商工会議所青年部が姫路城の世界遺産登録30年を記念し、地域の活性化と市民の交流を図る場として初めて企画した。

 国道2号の大手前交差点から北側を中心にブースが並び、居酒屋や中華料理店などがシチューやラーメンなどを販売。大手前公園や家老屋敷跡公園の近くに最大4人で使えるこたつ計10台を置き、日没以降は大手前通りの街路樹のイルミネーションも楽しめる。

 同青年部の岸真也会長(48)は「こたつに入って温かい料理を囲み、電飾やお城が見られる非日常の空間を満喫してほしい」と呼びかけた。

 正午~午後8時。会場で10枚つづりのチケット(1セット千円)を購入する。こたつ席は2千円分で1台を30分間利用できる。テーブル席は無料。

 同青年部事務局TEL079.223.6557 (田中宏樹)

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