ローマでも悩めるレナト・サンチェス、今冬の動向は…? 保有元PSGも連れ戻し考えず

ローマでも鳴かず飛ばず[写真:Getty Images]

ローマのポルトガル代表MFレナト・サンチェス(26)に今冬移籍の可能性があるようだ。

まだ10代だったユーロ2016での活躍に注目度を上げ、バイエルンや、パリ・サンジェルマンといった欧州のトップクラブでもキャリアを紡ぐレナト・サンチェス。ベンフィカを飛び出してのバイエルン行きまでは順調だったが、ケガも重なり、停滞が続く。

昨夏に行き着いた先が同郷指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督が率いるローマだったが、出場数に応じて買取義務付きのローンで加入したなか、ここでも当初に思い描いたようなシーズンを送れておらず。ここまで公式戦9試合の出場のみとなっている。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、買取義務の条件もクリアできなさそうなレナト・サンチェスの動向は今後2週間の注目どころで、ローマはこの1月に放出先を探しているという。

一方、保有権を持つPSGのスタンスはというと、ローマへのローンを打ち切るのはまた別のところから良い話が舞い込んだ場合に限り、連れ戻しの可能性は100%ないそうだ。

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