フォレスト&エヴァートンが財務規則違反で告発 エヴァートンは昨年に勝ち点『10』剥奪

写真:財務規則違反を告発されたノッティンガム・フォレストとエヴァートン

プレミアリーグが、ノッティンガム・フォレストとエヴァートンに財務規則違反があったことを発表した。

プレミアリーグは公式サイト上で「両クラブはそれぞれリーグ側に対し、収益性と持続可能性に関する規則に違反したことを認めた」と公表し、次のように続けた。

「プレミアリーグの規則に従って、今回の両案件は司法委員会に付託されており、司法委員会は適切な制裁を決定するために別々の委員会を任命し、両案件を審議することになる」

「司法委員会はプレミアリーグおよび加盟クラブから独立しており、審議は非公開で行われる。最終決定はプレミアリーグの公式サイトで公開される。リーグ側としては、それまで両案件に関するコメントを控える予定である」

ノッティンガム・フォレストとエヴァートンは、2022-23シーズンまでの評価期間において、許容される基準を超える損失を計上していた。また、エヴァートンは昨年11月に2021-22シーズンまでの財務規則違反により、勝ち点『10』剥奪の処分を受けている。

なお、両クラブは公式サイト上でそれぞれ声明を発表。ノッティンガム・フォレストは「クラブはこの問題に関してプレミアリーグに引き続き全面協力していくつもりであり、迅速かつ公正な解決に自信を持っている」と発表。一方のエヴァートンは「今回の件については、クラブがすでに勝ち点剥奪の制裁を受けている会計期間(2019-20、2020-21、2021-22シーズン)が含まれており、この制裁に対して控訴している」と発表している。

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