今回は最新のホームセンター冬キャンプアイテム特集です。元々はちょっとした行楽用品や、キャンプ用品の安価なアイテムを取り扱うことが多かったホームセンター。キャンプブームの盛り上がりの中で、ホームセンターはオリジナルのキャンプ用品をたくさん出しています。カインズとナフコで冬キャンにおすすめなアイテムを購入したのでご紹介します。
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カインズ【1】ミニスウェーデントーチL 税込198円
まずはカインズから。ミニサイズのスウェーデントーチです。お値段なんと税込みで198円でした。
ちょうどいいサイズで楽しそうなスウェーデントーチ
これめっちゃいいサイズで、しかも198円とすごく安くないですか?
ミニスウェーデントーチといえば、セリアの110円で買えるものを以前ご紹介しました。
小さいなりにも結構遊べて楽しいアイテムなんですが、お値段的にも使いやすくてとても良かったです。
カインズのスウェーデントーチは、セリアと比べて2回りくらい大きい感じです。
直径は、セリアは58mm、対してカインズは78mm。
高さもセリアは100mmに対して、カインズは150mmです。
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セリアの110円に88円プラスするだけで、実用性も上がりそうなミニスウェーデントーチが買えるということで、この大きさと値段設定はいいんじゃないかなって思いました。
セリアは檜でしたが、カインズは杉の木なんですね。しっかり乾燥してる感じでよく燃えそうです。
パッケージに着火方法を書いてくれています。
新聞紙や着火剤など、火がつきやすいものを十字の割れ目の中心部分に入れて、柄の長いライター等で中心部分から着火させる。
うちわや火吹き棒等で適宜風を送って、全体に火がついたら完了です。
遊び方はセリアとほぼ変わらないと思います。
セリアは放っておくと最後まで燃やし切るのが難しいので、火吹き棒等で適宜風を送る必要があり、それも含めて楽しく遊べたりもするんですが、カインズのはどうでしょうか。
燃え方が気になるところですが、カインズのトーチの大きさは小型のケトルも置けるサイズです。
ギアケースなどに入れておくと、遊びたい時に使えて便利かもしれません。
例えばメスティンが入っていたところに代わりにミニスウェーデントーチ。
サイズとしてはいい感じなので、こうやって収納ケースに常備しておくのもいいかもしれません。
実際に着火して使ってみます!
それでは、説明書通りにやってみましょう。
燃えやすい着火剤を入れて中心部分から着火させる。途中で着火剤を追加したら火がつきました。
最初の火付きはセリアのと同じくらいの感じだと思います。
上から火をつけようとすると、最初にこまめに風を送ったり着火剤を追加したりしないと、火付けが難しいかもしれませんね。
それか溝をもうちょっと広く切ったりしてもいいのかもしれません。
ミニトーチでラーメン作れるのかな。
トーチが崩れるのが先かラーメンできるのが先か・・・こまめに風を送るので結構忙しい。
ミニトーチでラーメンはちょっと厳しいですね。もう少しで崩れるところでした。
カインズ【2】食器シート洗剤 税込398円
カインズ2品目は、キャンプに役立ちそうな便利アイテム「食器シート洗剤」です。20枚入って、お値段は398円でした。
直接食器を洗えるシート
洗剤がすでに含まれたシートが20枚入っているそうです。
だから、これで直接食器を洗うことができる。凹凸構造のシートなので、泡立ちが良くて汚れを吸着してくれます。
洗剤が含まれているということで、洗剤OKキャンプ場での使用に限られるということを押さえておきましょう。
下水道が通っていたり浄化曹を備えているキャンプ場は、洗剤OKなところが多い印象ですが、排水処理の設備がなく使えないところや、使用できる洗剤が指定されてるところもあります。
そのため注意が必要ですが、洗剤の使用がOKなところであれば、これはとても便利だなと思います。
筆者自身は、実はキャンプで洗い物はほとんどしないんですよ。
ただし、連泊キャンプの際には洗います。その際に、使い捨ての食器シート洗剤あるとめちゃくちゃ便利じゃないかと思うので、どんな感じなのか開けてみてみましょう。
1枚ずつ使う感じで、確かに洗剤が含まれてるような匂いはしますね。
濡らしてない状態だと非常にサラサラしていて、手につくようなこともありません。
実際にキャンプシーンで検証!ちゃんと洗えるのか?
シートを水で濡らしてシャカシャカすると泡立ちます。
洗えてる感じする!冷たい水ですがキュキュってなる!
まだどんどん泡が出てくるのでどんどん洗えますね。
こちらの食器シート洗剤は洗剤もスポンジも不要で、1枚出して泡立てて5〜6枚の蓋や食器を洗いましたが、泡立ちや汚れの落ち具合は十分実用的じゃないかなと思いました。
普段はよほどじゃないと出先では洗いませんが、せっかく買ったのでギアケースの中にでも忍ばせておいて急に洗い物したくなった時に使おうかなと思います。
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出先で急に使用したい時には便利なアイテムですね。
ナフコ【1】ポータブル車載温冷庫 税込3,780円
ここからはナフコの新作アイテムになります。
まず最初がポータブル車載温冷庫です。お値段が税込みで3,780円だったんですよ。
安すぎ!?な車載温冷庫
こういう車載温冷庫って3000円台とかで買えるんでしたっけ?
ナフコのプライベートブランドですが、すごく安い!ちゃんと使えるのかというところも気になったので買ってみました。
キャンプというより車の中で使うもの。日常使いもできるでしょうが、キャンプに行く道中とか、今の季節だと飲み物を温められたらいいですよね。
夏は冷やして500mlペットボトル6本まで入るということなので、これがあれば車の中が便利になるんじゃないかと思って買ってみました。
シガーソケットにさせるプラグが付いていて、保温と保冷がスイッチ1つで切り替えられるようになっています。
周囲の温度が20°の状態で保冷に使った場合、中の目安温度が14℃。
保温に使った場合60℃ということで、とかなり温かくなるようですね。
逆に保冷はちょっと物足りないような能力なのかな。
周囲の温度が30℃〜40℃と高い時に使うともっと能力落ちるってことですよね。
シガーソケット電源で使うので基本的には車で移動してる道中の使用になると思いますから、車内が40℃の環境がずっと続くわけではないと思います。
それなりに車内が冷やされてる状態で使うと、飲み物も10℃台にできるって感じなのかなと思います。
食品も保存できるのかと思ったら、それはダメみたい。
冷やし方が足りなくて食中毒なんかにつがってはいけないですから、冷蔵庫と全く同じ使い方ができるわけではないようです。
また、クーラーボックスのように氷を入れて使うのもダメみたいですね。
あくまでも缶やペットボトルの飲み物を冷やしたり温めたりできるようです。
開封して細かくチェックしていきましょう
開封すると表面の素材感がかなりチープです。実際安いので筆者はそんなに気にならないですが。
排気をするファンと電源スイッチなどが備えられてます。
中を開けるとマグネットでパチンとしまって、ちょっと強く引っ張るとパカッと開きます。
12Vのシガーソケット電源のコードしかありませんから、基本は車の中でしか使えない、もしくはシガーソケット電源を備えているポータブルバッテリーでも使用できそうです。
ポータブルバッテリーに挿してみると、挿した瞬間に動く感じ。
中を冷やしてるようで、非常に冷たくなってます。ちょうどファンの内側あたりで熱交換するようです。
音の方はどうでしょうか。静かな部屋の中で聞くと、「まあまあ聞こえるな」という感じ。
車を運転してる時だったら、そんなに気にならないんじゃないでしょうか。
ホットに切り替えてみましたが、音は変わりません。
ちなみに記載通り、ペットボトルは6本ちょうど入りました。
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こういうの初めて買ったけど、面白いですね。キャンプを抜きにしても、もしかして結構便利なものを買えたんじゃないだろうか。
実際に車の中で飲み物を温められるか試してみます
実際に飲み物を温められるのか、試してみたいと思います。
自宅を出発して10分ほどのコンビニに来ました。温度計を設置してて今は38℃台になっています。
冷たい缶コーヒー買ってみたので、中に入れてみましょう。
筆者の車は、運転席と助手席の間の幅が狭いので、肘掛けになりませんでした。
あと音もまあまあ気になります。静かな車だとうるさいと、感じるんじゃないでしょうか。
家から50分ほどで到着しました。1時間弱で50℃近くまで上がってます。
途中で入れたコーヒーは、ホットコーヒーとまでは言えない温度でした。
元々冷たかったので、1時間経過後の時点では"ぬるい"くらい。このまま入れておけば、ホットドリンクになるんでしょう。
車の椅子の間に入るような使い方ができれば、普段は物入れのボックス兼肘置きできそうです。何か温めたり冷やしたりしたい時に電源を入れるという使い方であれば、便利なアイテムなのかなと思いました。
ナフコ【2】ヒートシート 税込4,980円
はいナフコのアイテム続いてはヒートシートです。
コールマンのフォールディングチェアにピッタリの電熱線入りシート
最近流行りの、USB電源で使える電熱線が入ったグッズです。
こういうグッズ自体は特に珍しくないと思いますが、お店で試しに座ってみたらクッション性が良かったのと、コールマンのアルミ製のフォールディングチェアにぴったりな形をしてたんです。
モバイルバッテリーなどで使えるUSBケーブル付きで、温度設定が3段階できるというものです。
裏にはチェアに固定しやすいようにベルトが2本付いていて、背もたれに被せる形状、モバイルバッテリーを入れられるようなポケットがあり、コードが付いています。
モバイルバッテリーをポケットに入れておけばちょうどいい感じになるし、ポケットがもう1つあるのでスマホや小物類を入れておくこともできますね。
生地はコーデュラファブリックのような、厚手でタフな感じです。
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クッションがしっかり入っているので、お店で座った時はいいなと思いました。
実際にコールマンチェアにつけて座ってみました
実際に、キャンプシーンでコールマンのチェアにつけてみました。
結構ぴったりめですね。
シートだけでもクッション性があっていいですが、さらにモバイルバッテリーを差し込み、ボタンを長押しすると赤になります。
赤が1番温度が高いので、しばらく待ちます。
息が白くなるくらい寒いですが、2分くらいでじんわり温かくなってきました。
本当に温かいです。このタイプの椅子を使ってる人には良さそう。
ボタンが赤い状態から、1回押すと中(緑)、さらに1回押すと弱(青)さらに長押で消えます。
15分くらいで本領を発揮しました!
ナフコ【3】セラミックファンヒーター 税込5,980円
続いてはセラミックファンヒーターです。かっこいいヒーターが出てたので買ってしまいました。
コンパクトでかっこいいヒーター
これコンパクトだったんですよね。
展示されてるのを見ていいなと思ったんですが、色はグリーンとオレンジの2色でした。
一般的なセラミックヒーターとか電気ストーブと比べてもかなり小さいのが分かりますか?
高さ以外は飯盒とそんなに変わらないサイズです。
消費電力は950Wで「コンセントは15A以上のものを単独でご使用ください」ということなので筆者の持っているポータブルバッテリーだとダメですね。
キャンプだと電源サイトとかで使うことになるかな。
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これだけ小さいのでテントの中でも使いやすいと思いますし、見た目もいい感じですよね。
室内で試しに使用してみます
コンセントにさしましたので、電源を入れてスイッチオン。
送風になりました。優しい感じの風が出てきます。
温風にしてみると、温かいですね。室内ということもありますが、かなり強い温風に感じます。
この状態で首振りを押すと、ちょっと思ってたのと違った。
中の風の向きが変わるのかなと思いきや本体が左右に動いてます。なんだか可愛いですね。
出力2段階切り替えと書かれていましたので、もう1回押すとかなり熱い。
もう手を近づけられないくらい、熱い温風に切り替わりました。
かなりの熱風が出てきますので注意が必要なことは多いです。
まず大きな電力を使う器具なので、コンセントの管理をしっかりしないといけません。
単独でしっかり差し込む。当然濡れたらダメです。
保管する時も埃が溜まった状態で次のシーズン使うと、非常に危ないことになりそうなので、埃が入らないようにしまいましょう。
かなりコンパクトにも関わらず、高い出力でしっかりあったかいセラミックファンヒーターでした。
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色もキャンプにも合うんじゃないかと思うので、電源サイトをよく使う人はテント内の暖房として使ってみてもいいかもしれませんね。
ナフコギア【4】リフレクションランタンセット 税込3,980円
ナフコのアイテム最後はお得なLEDランタンセットです。
ライト、シェード、スタンドのついたLEDランタンセット
こちらPB商品だからメーカー名は書かれていませんが、おそらく富士見産業Field to Summitのランタンだと思います。
理由は、本体がリフレクションライトという名前が一緒だから。
さらにホームセンターごとに重点的に置かれてるアウトドアメーカーがそれぞれあり、ナフコは特にField to Summitの製品が多めということです。
今回のセットはシェード、スタンドが付いて、さらに袋もついているようです。
シェードやスタンドは単体でも売ってましたから、別々に買うことを考えたらセットで3,000円台というのはかなりお得感があると思いました。
ランタンシェードはブラックで内側は光を反射しやすい白。
ランタン本体は無地で、ブランドロゴなどはついていません。
実際に点灯してみましょう
懐中電灯になるモードと、もう1回押すと周りを照らすランタンモードです。
もう1回押すと明りが半分になって、さらにもう1回押すと消える。
スタンドにはこのままではつけられないので、アダプターを取り付けてからスタンドを取り付けます。
そしてランタンシェードを被せてスイッチオン。
このスタンドだけでもテーブル内だけなら十分照らせますし、ラックや収納ボックスの上に物を置く時も、そこを照らすサブの照明としても良さそうですね。
収納ケース付きだったので、電源コードもなくしにくいだろうし、ひとまとめに入れておけばコンパクトになりました。
かなりお得感感じるので、こういう製品も増やしてきてくれてるっていうのはいいですよね。
2024冬の最新ホムセンキャンプギア まとめ
いいかがだったでしょうか。
今シーズンのホームセンターキャンプアイテムの中から、気になったものを6点購入してご紹介させていただきました。
全体的にお手頃で便利なものが多いなという印象でしたが、個人的に一番気に入ったのはコールマンのチェアにぴったり合うヒートシート。
このチェアは、ヘリノックスタイプの次くらいに"使ってる人が多い椅子"の形じゃないかと思っていますので、冬に役立つシートじゃないかなと思いました。
というわけで、今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。