過去に自宅で大麻を所持、1年ほど使った…市の調査で認めた27歳の消防士を懲戒免職=浜松市

浜松市消防局は、過去に大麻を所持し使用していたことを認めた27歳の消防士を1月16日、懲戒免職処分にしました。

懲戒免職となったのは、浜松市消防局警防課の男性消防士(27)です。

この消防士は、別の大麻事件の関係先として、2023年11月に警察が自宅を家宅捜索したところ大麻の所持が発覚し、12月に大麻所持法違反の疑いで逮捕されましたが、その後、嫌疑不十分により不起訴処分となっています。

しかし、この消防士は浜松市の聞き取りに対して、2022年頃、自宅で大麻を所持し1年ほど使用していたと大麻の所持と使用を認めたということです。このため、浜松市消防局は、この消防士を1月16日付けで懲戒免職処分にしました。

浜松市消防局の太田陽視消防長は、「市民の身体生命を守るべき消防職員が、市民の信頼を裏切る行為をし、誠に申し訳なくお詫び申し上げます。今後は、信頼回復に全力を挙げて取り組むとともに、消防職員の綱紀の保持に努めてまいります」とコメントしています。

なお浜松市消防局では、2024年1月14日、別の25歳の消防士の男が、他人の家のリビングに侵入したとして住居侵入の疑いで逮捕されています。

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