ショコラコーディネーターの市川歩美もびっくり?イトーヨーカードーの2024バレンタインチョコのラインアップが発表

イトーヨーカ堂は16日、イトーヨーカドーアリオ葛西店にて2024年「イトーヨーカドーのバレンタイン」商品説明会を開催した。会場にはイトーヨーカ堂グロサリー部銘店・食品ギフト担当の荒畑淳氏と共にショコラコーディネーターの市川歩美も出席し、同社が発売する色とりどりのバレンタインチョコレートの魅力や、今年のバレンタインのトレンドなどを紹介した。

イトーヨーカドーは現在、全国のイトーヨーカドー120店舗で「バレンタイン」商品の販売を開始している。今年はチョコレートの美術館「MUSÉE du CHOCOLAT(ミュゼ・デュ・ショコラ)」をコンセプトに、チョコレート一つひとつが笑顔を生み出すことを目指す「チョコの数だけ笑顔がある。」をテーマに2月24日まで、旬の素材を使ったチョコレートやイトーヨーカドー限定商品、キャラクター商品などを店頭、ECサイトなどで販売する。

店頭販売される主なラインアップの中でも、四角いチョコレートの上にナッツやフルーツトッピングしたタブレットショコラ『ラ・メゾン白金 バラエティ タブレット チョコレート各種』(180円、税込194円)や、とちおとめをトリュフに仕立てた国産素材のチョコレートブランド「奏」の『メリーチョコレート 奏 とちおとめ苺トリュフ』(1,000円、税込1,080円)などが目玉の商品となる。

サンリオの大人気キャラクターであるマイメロディ・クロミ・シナモロールの全てのキャラクターのチョコレートをオリジナル描きおろしデザインのイラスト入りパッケージに詰め込んだ『サンリオキャラクターズ メリーゴーランド缶』(2,100円、税込 2,268円)などもサンリオファンの支持を集めそうだ。イトーヨーカドー「バレンタイン」のイラストビジュアルを手掛ける西田真菜氏が描き下ろしたオリジナルデザイン缶『アニマルお菓子クラブ缶』(500円、税込550円)もイトーヨーカドー限定で販売される。これを使って、自分の好みのチョコレートを自由に詰め合わせて特別なバレンタインギフトを作ることができる。

市川は「バレンタインの最近の傾向としまして、現代のバレンタインチョコは二極化しているところがあります」と述べ、「自分用のチョコにするのか、ギフト用のチョコにするのかということです。これを両方楽しむというのが最近は一般的になってきました」とバレンタインのトレンドを紹介。「様々なデータを見ると自分チョコの値段が年々上がっていて、私の周りも自分チョコしか買わないという人がいます。昔のバレンタインと随分変わってしまったなって。自分チョコが年々盛り上がっています」と話す。

その上で市川は同社のラインアップについて「非常に魅力があると思いました」と絶賛する。「キャラクター商品が充実しているんです。サンリオとのコラボ商品も素晴らしいと思います。サンリオは幅広い世代の方に愛されるキャラクターがたくさんあるんですけど、ずっとサンリオが好きな人にとってはこれはすごく嬉しい商品だと思います」と述べ、「猫を使ったものもあって、みんなが笑顔になる、幅広い世代に愛されるような商品がたくさんあると思いました」と感想を述べる。

市川はまた、「コスパ重視なところも素晴らしいと思います」とリーズナブルな価格帯の商品のクオリティに目を細める。「私はベルギーチョコレートの取材をよくするのですが、イトーヨーカドーさんのオリジナルブランドのチョコは本場ベルギーのものに引けを取っておりません」とその味の良さも絶賛。「自分用、ギフト用、どちらにも使えるチョコが揃っていると思います。カスタマイズや国内の厳選素材のものが揃っているのもいいと思います」と話す。

市川はおすすめとして『ラ・メゾン白金』のほうじ茶の味がするタブレットチョコを紹介。「ダークチョコとほうじ茶の味を両方楽しめのが面白いですね。スリットが入っているので割って食べやすいです。チョコバナナの味もあるんですが、チョコとバナナはベストな組み合わせなんです。チョコの上にドライフルーツのバナナが乗っていて、立体感があっていいと思います。インスタ映えしそうです」と話す。また、『メリーチョコレート 奏 とちおとめ苺トリュフ』の試食も壇上で行い、「表面はビターでその中がホワイトチョコ。その下がとちおとめ。三層になっていてとても美味しいチョコレートだと思います」と感想を述べていた。

(取材・文:名鹿祥史)

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