半導体の新工場建設 宮城・富谷市で地鎮祭 電気自動車向けの基板を製造

宮城県富谷市に建設される、電気自動車向けの半導体基板を製造する新たな工場の地鎮祭が行われました。

富谷市の高屋敷西工業団地に新たに工場を建設するのは、国内外で石油プラントの建設などを手掛ける日揮ホールディングスの子会社、日本ファインセラミックスです。

田中宏社長など関係者約40人が出席して地鎮祭が行われました。

新たな工場は敷地面積12.5ヘクタールとグループ最大の広さで、主に電気自動車向けの半導体基板を製造します。

脱炭素社会に向けた半導体需要の高まりを受け、新たな工場では同じ高屋敷地区にある工場の2倍の生産量を目指します。

日本ファインセラミックス田中宏社長「前年までも我々のキャパを超えるような受注があり、お客さんには我々はもうこれぐらいしか出せませんという状況だったので、建設を完了させて設備を入れてお客様の要望にいち早く応えていきたい」

新たな工場は2025年1月末に完成し、2025年度中に生産を開始する予定です。

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