2023年5月に開催された「浜松まつり」で、暴力団であることを隠し、出店する権利をだまし取った疑いで、暴力団の組長ら男女3人が逮捕されました。
詐欺の疑いで1月16日逮捕されたのは、指定暴力団六代目山口組二代目國領屋一家系組長の男(72)とその妻(69)、組長の男の下で露天商として働いていた男(53)の3人です。
警察によりますと、3人は、2023年5月に開かれた「浜松まつり」で、暴力団関係者であることを隠して露店を出店する権利をだまし取った疑いがもたれています。
この祭りは、独自のルールで暴力団員や関係者らの出店を禁じています。
男らは、祭りで飲食店の露店などを出店していたとみられ、売り上げた額やその後の金の流れについて、警察はさらに調べを進める方針です。