岡山県が新年度の当初予算要求額を発表/一般会計は7498億円、少子化対策に注力【岡山】

岡山県は1月16日、新年度の当初予算要求額を発表しました。一般会計は7498億円余りで、本年度当初予算と比べて523億円の減額。特に力を入れるのは少子化対策です。
新型コロナ対策が一段落したことや、小田川と高梁川の合流点付け替え事業が本年度中に完了することが減額の主な要因です。
少子化対策では、男性の育児休業取得率60%を目標に、取得期間に応じた奨励金を企業に支給する事業におよそ9300万▽▽新婚夫婦や結婚を希望するカップルが協賛店舗に提示することで特典を受けられる、おかやま結婚応援パスポート事業におよそ1100万ーーを計上しています。
このほか、南海トラフ地震の被害想定の見直しや、県北部を舞台に初開催される現代アートイベント・森の芸術祭の事業費などが盛り込まれています。
今後は知事査定を経て当初予算案として取りまとめられ、2月22日開会予定の定例県議会に提出されます。

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