音が鳴ったら現れる“それ”の恐怖に慄く女性 ホラー「サウンド・オブ・サイレンス」本編映像

2024年1月26日より劇場公開される、「ザ・レイド」シリーズなどを手掛ける「XYZ Films」と新進気鋭の監督ユニット「T3」のタッグによるホラー映画「サウンド・オブ・サイレンス」から、音が鳴ったら現れる“それ”が初めて現れるシーンの、本編映像が公開された。

本編映像では、古いラジオから流れる音楽を“シー”と静かにするように促す声がとともに、女性の姿が暗闇の中に現れるシーンが切り取られている。ラジオのスイッチを消すと消え、付けると現れる謎の“それ”。恐怖に慄く中、静寂を保とうとする主人公のエマだが、リビングから電話のベルが鳴り響いてしまう。

「サウンド・オブ・サイレンス」は、久しぶりに故郷へと帰って来たエマの恐怖を描いた作品。ニューヨークで歌手を目指しているエマは、オーディションに落ち続けて自信を失っていた。そんな中、実家で暮らす父親が入院したというしらせが入り、恋人のセバと一緒に故郷のイタリアへと向かう。父親は面会謝絶となっており、母親に理由を聞くが、急に暴れ出した父親から殺されそうになったと震えるばかりだった。その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味だった父親の隠し部屋で見つけた古いラジオが、ひとりでに音楽を流し始めるたため、不審に思いつつもスイッチを切る。その瞬間に何かの気配を感じ取ったエマが、スイッチを入れて再び音楽が流れ始めると、“それ”が目の前に現れる。

監督のアレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラは、アメリカ最大のホラー映画祭であるスクリームフェスト・ホラー映画祭において、2018年に共同製作した「デス・アプリ 死へのカウントダウン」が選出されるたあと、「T3」という映画製作ブランドを創設。イタリアを拠点として、数々の短編ホラー映画を生み出す。本作は、2020年に同映画祭に選出されて好評を得た短編を元に、「T3」初の英語長編映画として完成させた。

【作品情報】
サウンド・オブ・サイレンス
2024年1月26日(金)より、全国ロードショー
配給:アルバトロス・フィルム
© 2022 T3 Directors SRL

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