ミラノ大都市とローディ、モンツァ・エ・ブリアンツァ、パヴィア各県で活動する企業協会Assolombarda、2025年大阪・関西万博に向けて

AssolombardaのAlessandro Spada会長と2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルのマリオ・バッターニ氏が、万博関連の合意事項と協力に関する覚書に署名

【ローマ2024年1月16日ANSA=共同通信JBN】ビジネス協会Assolombardaとイタリアパビリオンは、2025年大阪・関西万博でのイタリアの機関パートナーとしてのAssolombardaの役割を強化する合意事項と協力に関する覚書に署名しました。

この機会に、企業が万国博覧会へのイタリア参加の制作と運営に積極的に参加できるスポンサーシップの入札手順が提示されました。2025年大阪・関西万博は、2025年4月13日から10月13日まで日本で開催されます。

したがってAssolombardaは、ミラノ万国博覧会の2015年以来採用されてきた路線を引き継ぎ、大阪でも同様に、すでに世界市場に展開されている企業ネットワークの貢献により世界で「イタリア・システム」の代表に参加しているイタリア企業の国際化を促進するために、さらなる万博に参加します。

この議定書は、AssolombardaのAlessandro Spada会長と2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルのマリオ・バッターニ(Mario Vattani)氏によって署名されました。AssolombardaのAlessandro Spada会長は次のように述べました。「2025年大阪・関西万博は、わが国と日本との政治的な絆を強固にする機会になるでしょう。共通の製造業など、相互利益になる複数の戦略的分野でのパートナーシップを通じて、 現在130億ユーロを超えるすでに重要な経済交流を強化する方法です。万国博覧会は、成長のためのイノベーションと文化交流に焦点を当て、ビジネスとネットワーキングを行うためのユニークな機会を提示します。さらに、人口構成上、日本社会は私たちの社会に非常に近いのです。AssolombardaのSilver Economy Network(シルバーエコノミーネットワーク)で開始された経験を、生産、消費、長寿革命に向けた方向性に関する戦略的プロジェクトとともにもたらすことは、非常に興味深いものになります。2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、社会的観点だけでなく環境や経済の観点からの深遠なパラダイムシフトに焦点を当てることを伴います。現在進行中の第5次産業革命の中心にある人工知能と、このテクノロジーの使用から派生するあらゆる社会的変化について考えてみてください。ビジネスが重要な役割を果たす大きな課題です」

2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルのマリオ・バッターニ氏は「建築家マリオ・クチネッラ(Mario Cucinella)氏が設計したイタリア館は『ルネッサンスの理想都市』を現代的に再解釈したものです。それは私たちの文化の重要な価値観である、広場、庭園、劇場などのコンセプト、人々と創造性の出会いの場から始まります」と続けました。「2025年大阪・関西万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』は、私たちにコミュニティーの価値について考えるよう促します。私たちのコンセプトは『Art Regenerates Life(アートはいのちを再生する)』で、常設展示やパビリオンのテーマイベントでは、シルバーエコノミーの価値が重要な役割を果たします。日本とは「人口動態の冬」などの課題を共有していますが、これらは私たちが生きている現実を再設計するための強力な経済的可能性を備えた新たなフロンティアでもあります。現在、65歳以上人口はイタリアの人口のほぼ4分の1を占め、シルバーエコノミーはGDPの約20%に相当します。2025年大阪・関西万博は、わが国の経済のこの部分にスペースを与え、その認知度を高め、イタリアの経済システムのアジアへの計画を拡大する重要な機会になるでしょう。」

ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka