大型車の車輪脱落事故を防止しようという啓発活動が、奈良市の針トラックステーションで行われました。
最近大型車の冬用タイヤへの交換時期に起きる、車輪の脱落事故が問題となっています。
これを受け国土交通省の「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」の一環として、近畿運輸局・奈良運輸支局や県自動車整備振興会などが、啓発活動を行いました。
針トラックステーションで大型のトラックなどを対象に行われた活動は、タイヤ交換後のナットのゆるみなどを確認したあと、より安全に走行してもらうためにまし締め作業が行われました。
大型車の車輪脱落事故は、令和４年度で全国で１４０件発生しています。今回の点検でも、およそ半数のナットのゆるみが確認されていて、タイヤ交換時のナットの点検整備の重要性を呼び掛けました。
